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辛いひざの痛みの原因は?症状から考えられる病気や治療法をご紹介

辛いひざの痛みの原因は?症状から考えられる病気や治療法をご紹介

ひざの痛みの原因は年齢による変化、というイメージが強いですが、実際には様々な要因があり、若い世代におこるケースもめずらしくありません。ひざが少し痛いけど…まだそういう歳ではないし大丈夫よね?と考えていると、治療が必要な病気や異常を見逃したり、無理を重ねて悪化させたりしてしまう可能性もあります。ひざの痛みに隠された原因や対策を知って、いざというときに備えておきましょう。

ひざの痛みの主な原因

ひざの痛みの原因として考えられるものには、どのようなものがあるのかを一覧で見てみましょう。詳しい症状や治療法はその下にまとめてあります。

  • 変形性ひざ関節症
  • スポーツ外傷/障害
  • 関節リウマチ
  • 化膿性関節炎
  • 大腿骨顆部骨壊死
  • 痛風
  • 偽痛風
  • 神経病性関節症
  • 結核性関節炎

このうちでもっとも多く見られるのが変形性ひざ関節症です。年配の人がなるイメージがありますが、状況によっては20代~40代の比較的若い層にも発症する可能性があります。スポーツ外傷/障害は、主にスポーツをしている人におこりますが、家事育児、仕事の現場などで同じような症状になることがあります

痛みが軽度なわりに放置するとやっかいなのが、神経性関節炎と結核性関節炎で、関節の痛みよりも先に、または同時に、微熱や体重減少が見られることもありますが、ひざ関節の軽い痛みや腫れだけが症状の場合があり、気がつきにくいので注意が必要です。

ひざの痛みの原因となるケガ・病気

変形性ひざ関節症

正常なひざ関節

正常なひざ関節

変形したひざ関節

変形したひざ関節

発症の順序とメカニズム

  1. 関節軟骨が半月板がすり減る
  2. すり減って破壊した組織のかけらが関節液の中を漂う
  3. 漂っているかけらが滑膜を刺激して炎症と痛みがおこる
  4. 炎症を抑え軟骨のすり減りをふせぐため、ひざに水(関節液)がたまる
  5. 軟骨がすり減り、骨と骨のすき間が狭くなる
  6. 半月板や関節軟骨が無くなって、骨と骨が接触し合うようになる

ひざ関節が変形する主な因子

  • 年齢による組織の変化(50代以降におこりやすい)
  • 肥満によるひざへの負担
  • 筋肉が弱い、関節や組織が元々小さい(小柄な女性におこりやすい)
  • 関節軟骨の遺伝的代謝異常など
  • O脚やX脚でひざに偏った負担がかかる
  • ひざを引き上げる太ももの筋肉などの衰え
  • ハードなスポーツ、走る、飛ぶ、跳ねるなどの動作が多い
  • 重いものを運んだり、立ったりしゃがんだりが頻繁な仕事
  • 足に合わない靴、歩きづらいハイヒールの日常的な使用

治療法

運動療法

どの段階の人にもすすめられる治療で、現在の変形性ひざ関節症の治療の中心です。組織がすり減ってそれが再生できなくても、運動によって周囲の筋肉を鍛えてやれば、痛みが軽減されて動作の範囲が広がることが実証されてきているからです。

昔は「痛いなら動かしてはいけない」と言われていましたが、今は、「痛みのあるときは薬や注射によって炎症をおさえ、動かす機会を増やした方がいい」という考え方に医療も変化してきています。

運動療法は、ひざや全身の状態によって様子を見ながら行わなければいけないので、痛みのある場合は整形外科で状態をチェックし、どの程度の運動がふさわしいかを診てもらいましょう。

最近は、病院で専門のリハビリを行っているところもあります。

薬物療法

炎症が激しい急性期には抗炎症剤を使用しますが、できるだけ副作用の少ない外用薬から始め、内服薬はできるだけ短期間の使用にとどめるのが最近の主流です。

関節の破壊があまり進んでいない段階なら、関節液の成分であるヒアルロン酸を直接ひざに注射し、関節を保護して回復を促す方法もあります。

装具療法

変形の程度がひどい場合には、サポーターや杖などを適切に使用し、ひざへの過度な負担を減らします。

スポーツ外傷/障害

スポーツ外傷/障害

外傷と障害の違い

一回の大きな圧力や衝撃によっておこるケガが外傷、くり返す動作が運動器の一部に負担を与えたことで、ジワジワと組織が異変していくのが障害です。

ひざにおこるスポーツ外傷の代表

膝靭帯損傷(しつじんたいそんしょう)
  • ひざの靭帯が何本か切れる
  • 切れた瞬間「バシッ」と音がする場合がある
半月板損傷
  • ひざをひねったり、強い力がかかったりしたときに半月板が損傷する
  • 損傷のときに「コリッ」という音が聞こえることがある

ひざにおこるスポーツ障害の代表

ひざにおこるスポーツ障害の代表

腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん=ランナーズニー)
  • 長距離走をしている中高年におこりやすい
  • ひざの筋膜と太ももの大腿骨外側にある突起がすり減り、痛みがおこる
鵞足炎(がそくえん)
  • すねの脛骨の上部内側についている筋肉の腱が炎症をおこす
  • ジョギング、ジャンプなどの動きを頻繁にするスポーツでおこりやすい
  • ひざの内側に痛みが出る
膝蓋腱炎(しつがいけんえん=ジャンパーひざ)

膝蓋腱炎(しつがいけんえん=ジャンパーひざ)

  • バレーボールのアタッカーなど、ジャンプの機会の多い人におこりやすい
  • ひざのお皿と太ももの筋肉をつなぐ腱に負担がかかり、腱が損傷する

スポーツ外傷/障害が疑われたら

スポーツ外傷や障害は、痛みを無視してスポーツを続けていると悪化し、進行した変形性ひざ関節症の原因になってしまう恐れがあります。また、スポーツに限らず労働や家事育児によって同じ症状がおこることもあります。

ひざに痛みを感じたときはスポーツや活動を休止し、整形外科を受診しましょう。

関節リウマチ

免疫の異常により、関節に炎症がおこり少しずつ破壊されていく病気です。30~50歳代の女性に多く見られ、ひざだけではなく指や全身の関節におこる場合もあります。昔は不治の病と言われましたが、現在は有効な薬も開発され、進行が止められるようになっています。

症状の特徴

  • ひざの痛みは左右対照におこる
  • 水が溜まって腫れる
  • 発熱や体重減少などの全身症状が現れることもある
  • ひざの関節が変形し、O脚やX脚になる

主な治療法

薬物療法

状況に応じて抗リウマチ薬、非ステロイド消炎鎮痛薬、サイトカイン阻害薬などを服用し、3か月を目安に効果をみる。効果が見られない場合は薬の変更や注射を行う。

手術療法

薬物療法を6か月続けても効果がみられない場合は、傷んでいる関節の滑膜を切除したり、人工関節に置き換える手術が検討されることもある。

化膿性関節炎

ひざの関節に細菌が感染し、関節の中に膿がたまる病気です。

原因となる細菌

  • 黄色ブドウ球菌、連鎖球菌、肺炎球菌など

感染経路と感染しやすい要因

  • 関節の外傷、不適切な外科処置
  • 他の部位の傷から入り、血液にのって移動
  • 全身の免疫力が低下している
  • ステロイド薬や免疫抑制剤の使用

症状の特徴

  • ひざ関節の痛みと熱感
  • 痛みは急速におこることが多い
  • 発熱、ふるえ、倦怠感などが同時におこることもある

治療法

抗生物質の点滴、患部の膿を吸引などし、炎症を抑えます。それでも効果がみられず炎症がひどい場合には、手術が検討されます。

大腿骨顆部骨壊死(だいたいこつかぶこつえし)

太ももの大腿骨のうち、ひざと接する一番太くなっている部分を大腿骨顆部といい、そこの骨組織が死んでしまう病気です。原因は不明ですが、骨粗しょう症のある60歳以上の女性に多くおこると言われています。

症状の特徴

  • 歩いていて体重がかかった方のひざが、突然激しく痛みだす
  • 進行すると寝ているときも痛む
  • だんだん痛みや炎症が増してひざに水が溜まり、歩くことが困難になる

治療法

変形性ひざ関節症と同じような保存療法を行い、改善がみられないときには手術が検討されます。

痛風

痛風

血液中の尿酸濃度が高い状態が続くと、それが結晶化してひざの関節に沈着します。これがはがれ落ちたりすると、白血球が取り除こうとして攻撃し、ひざの関節に炎症がおこります。そのときの痛みが激しく、「風がふいても痛い」ということから痛風と呼ばれています。圧倒的に男性が多い病気です。

原因

  • 血液中の尿酸濃度の上昇
  • アルコールを摂る人におこりやすい
  • 魚卵、肉などの摂り過ぎが原因となることもある
  • 遺伝性のものだと若くても発症する

症状の特徴

  • 初めての痛風発作は、足の親指の付け根におこることが多い
  • 関節が急激に痛みだす
  • 足にチクチクした感じや腫れがおこることもある

治療

発作の痛みには抗炎症剤やステロイド注射で対処し、おさまったら根本原因の尿酸コントロールが行われます。薬を使う場合もありますが、生活習慣病の要素が強いので、禁酒、カロリー制限なども必要になります。

偽痛風

発作的な痛みがくり返し痛風と勘違いされることもありますが、こちらはピロリン酸カルシウムの結晶が原因となる病気です。痛風と違って原因は不明ですが、60歳以上の人に多く見られるため、年齢による組織の変性などがかかわっているのではないかと言われています。

症状の特徴

  • 関節の痛みや腫れ
  • 痛みの程度は様々
  • 発熱やめまいなどの症状をともなうこともある

治療法

基本は患部の安静と、消炎鎮痛剤の服用です。必要に応じ、関節内にヒアルロン酸やステロイドを注射することもあります。

神経病性関節症

神経に関わる病気が原因となり、関節周囲の感覚が失われ、関節の変形・破壊が進行していく病気です。ひざが腫れたり変形がおこったりしますが、感覚が失われているので痛みを感じにくく、異変を見逃しやすい病気です。

原因となる主な病気

  • 糖尿病
  • 脊椎損傷
  • アルコール依存症
  • ビタミン欠乏症

症状の特徴

  • 初期に軽度の痛み
  • 関節の腫れ、変形

治療法

原因となっている病気の治療をしながら、ひざを固定具で保護して負担を減らします。状況に応じ、人工関節への置き換えや固定手術が検討されることもあります。

結核性関節炎

結核菌が血液にのって関節まで運ばれ、炎症がおこる病気です。

原因

  • 全身の抵抗力がおちたときに結核菌に感染しやすくなる
  • 糖尿病を抱える人や高齢者におこりやすい

症状の特徴

  • 初期に軽度の痛みや腫れ
  • 発熱や体重減少などの全身症状が先に現れる場合もある
  • 進行すると関節内に膿がたまり、皮膚をやぶって出てくるときがある

治療法

結核菌の感染が原因となっているので、場合によっては結核病棟への入院が必要です。結核の薬物治療をしながら、感染したひざ関節の滑膜切除や洗浄が行われます。

まとめ

膝の痛み まとめ

ひざの痛みの原因として考えられる病気、症状の特徴や治療法をご紹介しました。ひざが痛くても、年齢が若かったり忙しかったりするとそのまま無理に動き続けてしまう場合もありますが、できれば少し安静にし、痛みや腫れがひかないときには病院を受診しましょう。

気になる手のしびれ…原因別の特徴と治療法

気になる手のしびれ…原因別の特徴と治療法

手のしびれは原因がはっきりとした一時的なものならあまり心配はいりませんが、突然おこる、痛みをともなう、しびれが数日以上続くなどの状態になると、何かの病気や異常のサインかもしれません。

そのような手のしびれの原因として考えられる代表的なものを、症状の特徴や治療法と合わせてご紹介します。

手のしびれの原因の分類と特徴

手のしびれの原因の分類と特徴

寝ている間に手を体の下敷きにしてしまった、どこかにぶつけた、冷たいものを触ったなど、しびれの原因がはっきりしていて時間とともに回復するようなら、とくに問題はないと考えられるでしょう。

心配なのは、しびれが持続したり、痛みをともなったり、特別に何かをしたわけではないのにおこったりしたときですよね。そのようなしびれがおこる原因を大きく分けると3つに分類できます。

持続する手のしびれの原因として考えられるもの

  • 1.整形外科・神経内科・内科で病名がつくもの
  • 2.日常生活の習慣や体質と関わるもの
  • 3.心因性のもの

整形外科・神経内科・内科で病名がつくもの

整形外科・神経内科・内科で病名がつくもの

病院で手のしびれと関わるのは、主に整形外科・神経内科・内科です。精神科や心療内科で扱うしびれもありますが、それは心因性のしびれの項目でご紹介します。

このしびれが病気かもと思っても、いったいどこの科に行ったらいいか、どういう分野の病気を調べたらいいか、見当もつかないときがありますよね。それぞれの科で扱うしびれの主な特徴をまとめましたので、すべてが当てはまるわけではありませんが、1つの参考にしてみてください。具体的な病名や詳細については、記事の後半にまとめてあります。

整形外科で扱う主なしびれの特徴

  • 特定の指や部位、片側だけなどしびれる場所が限定している
  • しびれだけではなく、疼痛や他の感覚異常もともなう
  • 夜間や早朝に強く痛むなど、時間帯によって症状に変化がある
  • 手を使いすぎた、ぶつけた、怪我をしたなどの後にしびれが続いている
  • 家事育児、手をよく使う仕事をしている
  • 手だけではなく、首にもしびれやコリや痛みを感じる
  • 時間の経過とともに、症状が悪くなっている気がする
  • 手指や腕の関節や筋肉が、目に見えて変形・変化している

神経内科で扱う主なしびれの特徴

  • 手そのものには痛みをともなっていない
  • ふらつき、ろれつが回らない、頭痛、目まいなどの症状がある
  • とくに原因の思い当たらない一時的なしびれをくり返している
  • しびれとともに歩き方に変化が見られるようになった
  • しびれやその他の症状が急激に始まった

内科で扱うしびれの特徴

  • しびれ以外に手の冷たい感じがある
  • 皮膚の色が紫っぽくなるなどの変化がある
  • 腕や手首よりは指先を中心にしびれる
  • 糖尿病や血糖値の異常を指摘されたことがある
  • やせた、太った、むくみが目立つ、疲れやすくなったなどの体調変化がある

日常生活の習慣や体質と関わるもの

日常生活の習慣や体質と関わるもの

特別な病気ではなくても、日常生活の習慣や体質によって慢性的に手のしびれがおこる場合があります。

日常生活の習慣や体質と関わるしびれの主な特徴と原因

  • いつからしびれが始まったかがよくわからない
  • しびれの部位があまりはっきりとしない
  • 病院では何の異常も見つからなかった
  • 時間帯によっての変化が明らかではなく、慢性的にしびれる
  • 疲れや寒さによってしびれてくる
  • 座りっぱなし、立ちっぱなし、細かい作業ばかりなどの仕事や生活をしている
  • パソコン・スマホを使う時間が長い
  • 姿勢が悪い
  • しびれ以外にも、何となく全身が不調な感じがする
  • 目の疲れ、首肩のコリがひどい
  • 昔大きな怪我や事故の経験がある
  • 冷え性がひどい

整形外科で異常が発見されるほどではないけれど、姿勢が悪く骨格や筋肉のバランスが崩れていたり、パソコンやスマホで目や手を酷使していたり、偏った作業ばかりをしていたり、冷えやすかったり、そのようなことが思い当たるなら、それが手のしびれの原因かもしれません。

また、過去に怪我や事故の経験がある人は、病院での治療が必要なレベルではなくても骨や関節が微妙にずれていて、それが徐々に進んでしびれがでるようになることもあります。

まずは自分の日常生活の中にしびれをおこす原因がないかを振り返ってみましょう。全身のバランスや状態を客観的に見てもらうために、症状に応じて接骨院、整体院、鍼灸院などで相談してみるのもおすすめです。

病院の中でも、漢方を専門に扱う漢方外来や漢方医では、病名のつかないしびれを診て漢方薬の処方を行ってくれる所もあります。

心因性のもの

心因性のもの

実際にしびれがおこるような要因は何もないのに、精神的なストレスや精神状態の悪化によってしびれを感じる場合があります。精神状態が回復すると自然に治まるものも多いですが、程度がひどく悪化すると心療内科や精神科で扱います。また、精神的な病気の症状の一部としておこってくるものもあります。

心因性によるしびれの特徴

  • しびれている部位がはっきりせず、全体的にしびれる感じがする
  • その時々によってしびれる部位や程度が変わる
  • しびれとともに不安が強くなったり心臓がドキドキしたりする

精神的に大きなストレスを抱えているのにそれが無自覚だと、しびれになって現れることがあります。その場合、しびれている場所が自分でもはっきり説明できず、「とにかくしびれる」「手が気持ち悪い感じがする」など、曖昧で不快な感覚を持つ人が多いようです。

また、すごく嫌なことをやらなければいけないときに、1つの逃避行動としてしびれがおこり、手が上手く使えなくなってしまうこともあります。その場合は、時間や作業によっては何事もなかったようにしびれが回復するのが特徴です。

そのような心因性のしびれは、しびれを気にすれば気にするほど、しびれにばかり意識が向くようになり、しびれの原因追求のために病院や治療院を転々とするケースもあります。「もしかして心因性かもしれない」と、しびれを冷静に受け止めるようにすると、改善されていくと言われています。

しびれとともに不安やドキドキが強くなるときには、不安神経症やパニック障害の症状である可能性もあります。苦痛が強いときには、心療内科や精神科で相談してみましょう。

手のしびれの原因となる代表的な病気

手のしびれの原因となる代表的な病気

整形外科で扱うしびれの原因となる主な病気

神経の圧迫される病気

  • 手根管症候群(一番多い)
  • 肘部管症候群
  • ギヨン管症候群

手の使いすぎによる腱鞘炎

  • ばね指
  • ドケルバン病
  • 上腕骨外側上顆炎(テニスひじ)

首肩や骨格の異常

  • 頸椎椎間板ヘルニア
  • 胸郭出口症候群

手根管症候群

手のしびれの原因としてよく見られ、発症の男女比が1対9と圧倒的に女性に多く、とくに妊娠出産期と閉経期の女性におこりやすい病気です。早期に治療を始めると症状の改善が早い傾向にあると言われているので、症状の特徴が思い当たる場合は、整形外科を受診しましょう。

症状の特徴

  • 初期には、人差し指と中指がしびれ、うずくような痛みをともなう
  • 症状が進むと、親指、薬指の親指側半分にもしびれと痛みがおこる
  • しびれ、痛みは、夜間から明け方にかけて強くなることが多い
  • 手を振ったり指を曲げ伸ばししたりすると、痛みが楽になる
  • さらに症状が進むと親指の付け根がやせて、OKサインができなくなる

直接の原因

手根管は手首の中心部にある神経の通り道で、周辺を靭帯で囲まれて伸び縮みができず、中には正中神経という指の動きなどに関わる神経が走っています。この手根管が何らかの要因で狭くなり中の正中神経が圧迫されたり引っ張られたりすると、正中神経が関わる部分にしびれや痛みがおこるようになります。

直接の原因

手根管が狭くなる要因

手根管が狭くなってしまう要因としては、多種多様なものが考えられ、特殊な病気などもあるので詳しくは病院で検査をしてみなければわかりませんが、比較的よく見られるものには以下のようなものがあります。

  • 原因不明で急におこる(これが一番多い)
  • 手の使いすぎ
  • 手や指の関節の変形、リウマチ
  • 手指の怪我・骨折の後遺症
  • 甲状腺機能低下
  • 糖尿病
  • 腫瘍(ガングリオン)
  • ウィルス感染(ギランバレー症候群)

一番多い原因不明の突発性のものは、妊娠出産期や閉経期の女性に多発し、女性ホルモンの乱れの影響で手根管内にむくみがおこるからではないかと考えられています。

治療(保存療法)
  • 患部を安静にするため、湿布やテーピンクや固定装具を使う
  • 神経の回復を促すビタミンB12や薬剤の投与
  • 手根管内の炎症を抑えるステロイド注射

病院で手根管症候群と診断がついた場合、まずは保存療法が行われます。突発性のものや軽度のものの多くは、保存療法で症状が改善されます。

治療(手術療法)

保存療法で改善されない難治性のものや、腫瘍や骨の変形などが原因となっている場合には、手術が検討されます。

肘部管症候群(ちゅうぶかんしょうこうぐん)

肘部管は、ひじを中心として腕に走る神経の通り道で、中には尺骨神経(しゃっこつ神経)が走っています。ここが何らかの要因で圧迫されると、尺骨神経が支配している小指と薬指の小指側半分にしびれ・痛みがおこり、進行すると手の筋肉の弱り、ひじの内側の疼痛なども現れるようになります。

治療は状況に応じ、保存療法で様子を見る場合と、早急に手術が検討される場合があります。

ギヨン管症候群

ギヨン管は、手首の小指側にある神経の通り道で、中には尺骨神経が走っています。ここが何らかの要因で圧迫されると、手のひらの小指と薬指の小指側半分にしびれ・麻痺などがおこります。

治療は肘部管症候群と同じく、保存療法で様子を見る場合と、早い段階での手術が検討される場合とがあります。

腱鞘炎/ばね指・ドケルバン病・上腕骨外側上顆炎(テニスひじ)

腱鞘炎(けんしょうえん)という言葉はよく聞きますよね。腱鞘炎は、手や腕や脚を使い過ぎたことによって、筋肉と骨の接合部である腱に炎症がおきた状態の総称で、手におこる腱鞘炎には、ばね指、ドケルバン病、上腕骨外側上顆炎(テニスひじ)があります。

スポーツや特殊な仕事をする人がなるイメージがあるかもしれませんが、実際の患者さんで一番多いのは、毎日の家事育児を行う主婦の女性と言われています。

ばね指

親指、中指、薬指におこる腱鞘炎で、手先をよく使う女性に多く発症します。ホルモンの影響もあって、妊娠、産後の女性にもおこりやすいと言われています。糖尿病、リウマチ、人工透析が原因となっているケースもあります。

ドケルバン病

手首の骨の出っ張りの部分におこる腱鞘炎です。親指の使いすぎが主な原因ですが、ホルモンバランスの乱れとの関わりもあり、妊娠期、更年期の女性におこりやすいとされています。

上腕骨外側上顆炎(テニスひじ)

上腕骨外側上顆炎は一般的にはテニスひじと呼ばれ、手首や腕の使いすぎで、ひじの外側から手首にかけての部分に痛みやしびれのおこる腱鞘炎です。テニスひじというのは、テニスのストロークが原因になりやすいことの例えですが、実際には毎日の家事育児をする女性に多く、重いフライパンの使用、子どもを抱き上げる動作、濡れた洗濯物を引き上げる動作、風呂掃除などでの手首の酷使が原因となります。

腱鞘炎の治療

炎症をしずめるためにはまずは安静が第一で、患部にサポーターやテーピングなどをして負担を減らします。病院での治療は、抗炎症剤の処方、ステロイド局所注射が行われることもあります。

症状が軽減してきたら、周辺の血行を促すために温めやストレッチ、マッサージなどをして再発を予防するようにします。

整形外科の他、接骨院でも腱鞘炎の治療を行っています。

頸椎椎間板(けいついついかんばん)ヘルニア

首の骨である頸椎は、円柱形の骨が積み重なるような形状をしていますが、その骨と骨の間のクッション役である椎間板にヒビが入り、中から髄核というものが飛び出し神経を刺激・圧迫してしまうことがあります。

これが頸椎椎間板ヘルニアで、圧迫された神経の場所によって、首のコリ、痛み、腕のしびれなどがおこる場合があります。

治療

おこっている痛みやしびれに対する対処療法が中心で、抗炎症剤、筋弛緩剤の投与、神経ブロック注射、患部の血行を促す温めやストレッチなどを行います。それでも改善されず日常生活に重要な支障が及ぶ場合には、手術が検討されるときもあります。

胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)

首から肩、上腕にかけての神経の基盤が鎖骨の下を走る血管とともに圧迫され、痛みやしびれ、手の麻痺、血行障害などがおこります。

首が長くなで肩の女性におこりやすく、外傷や重いものの持ち過ぎ、骨や筋肉の異常などが原因となります。

治療

急性期は患部を安静にし、抗炎症剤の投与を行います。生まれつきの体型による部分も大きいので、日常生活で症状を悪化させるような動きや姿勢に注意するよう指導し、再発・悪化を防止します。

神経内科で扱うしびれの原因となる主な病気

神経内科は、脳や神経の異常を扱う科です。しびれが主な症状になるというより、片麻痺、ふらつき、ろれつがまわらない、手や脚が勝手に動いてしまう、歩き方がおかしくなった、頭痛、などの症状がともなう場合が多くなります。

その中で、しびれが先におこる代表的なものとして、アテローム血栓性脳梗塞があげられます。

アテローム血栓性脳梗塞

脳の大きな血管が脂肪のかたまりによって徐々につまり、脳へ血液が届かなくなっておこる脳梗塞です。高血圧、高脂血症、心臓病、喫煙する人などにおこりやすく、進行する過程で急に手がしびれて物を落としてしまう症状が出ることがありますが、しばらくの間は一時的なものでおさまります。

そのまま放置してさらに進行すると、夜間に突然言葉が出なくなったり体が麻痺をしたりする症状もおこるようになります。一時的なしびれの段階で治療をすれば回復すると言われているので、気になる症状があるときには病院を受診しましょう。

内科で扱うしびれの原因となる主な病気

内科で扱うしびれの原因となる主な病気

  • 糖尿病性ニューロパチー
  • 低血糖
  • 栄養障害・電解質異常
  • 甲状腺機能低下症(橋本病、甲状腺腫)

内科で扱う病気で手のしびれのおこる代表は、糖尿病です。また、一時的な低血糖、栄養障害、電解質異常でもしびれの症状がでます。甲状腺機能が低下する橋本病や甲状腺腫も、しびれがでやすく一般的によくおこる病気です。

糖尿病性ニューロパチー

糖尿病に合併する代表的な病気です。手の両側に対称のしびれ、痛み、感覚の低下などがおこり、同時に自律神経の異常(血圧のコントロール異常、排尿障害、胃腸障害など)が見られる場合が多くなります。

治療

おこっているしびれに対しては、薬物療法、ステロイド療法などが行われますが、大元の原因は糖尿病なので、血糖値のコントロールが欠かせません。それを徹底すれば、多くの場合改善すると言われています。

甲状腺機能低下症(橋本病・甲状腺腫)

首にある甲状腺の機能が低下し、つくりだす甲状腺ホルモンが少なくなってしまう病気です。甲状腺の機能が低下する原因としては、甲状腺刺激ホルモンが不足する橋本病、甲状腺に腫瘍ができる甲状腺腫などが代表的です。

しびれの他に首のはれ、むくみ、髪が抜ける、体温が下がる、生理不順、急に太るなどの症状が見られます。

治療

甲状腺ホルモン剤を飲むと症状は改善されます。

まとめ

手のしびれ まとめ

手のしびれの原因として考えられるもの、治療法などをまとめました。しびれは重要な病気のサインの場合もあるので軽視はできませんが、最近は、スマホの使いすぎによるしびれがとても多いと言われています。

また、家事や育児に追われる主婦の人は気づかないうちに手を酷使しているので、しびれがおこりやすくなります。難しいかもしれませんが、しびれに気づいたら手を休めるようにしてみましょう。

坐骨神経痛…その症状と原因とは? お尻から足にかけて辛い理由

坐骨神経痛の症状

お尻から足にかけてジリジリしたり、痛みやしびれがあったり、なんともいえない感覚に悩まされる坐骨神経痛。

古くはシェイクスピアの戯曲にも登場するほど有名で多くの人が経験している神経痛ですが、実は病名ではなく、坐骨神経が通る部位におこる神経性の不快な症状の総称なのです。

どのような症状が坐骨神経痛とよばれ、また何が原因でおこると考えられているのかをまとめました。

坐骨神経痛の症状

坐骨神経痛の症状

坐骨神経痛の症状とはどのようなものがあるのでしょうか。感じ方には個人差があり、神経痛とはいっても、痛みよりもしびれやだるさ、違和感を強く感じる人も多いようです。

症状の出やすい部位

  • 腰と骨盤の境目付近
  • お尻
  • 太ももの外側~裏側
  • ひざの裏側
  • ふくらはぎ全体
  • 脚の前面部
  • 足首、かかと、足先
  • 排泄器官

坐骨神経は、腰の骨の下部から骨盤を通り、太ももの外側~かかと付近までを走る太い神経です。

坐骨神経痛は、坐骨神経の走る道筋におこる神経痛の総称なので、症状の出る部位は腰と骨盤の境目付近、お尻から足先にかけてが中心で、これらの部位の一部、または複数~全体に何らかの感覚異常がおこります。

しかし、坐骨神経は腰の骨である腰椎からつながっているため腰痛との関連が深く、腰痛と坐骨神経痛がセットになっている人が多く見られます。

さらにそこから範囲が広がって、腰と神経がつながる背中の上部にまで強い痛みを感じる場合もあります。

また、排泄に関わる神経が交わっているので、坐骨神経痛と同時におこる症状として、便秘や排尿障害、尿もれなどもあげられます。

症状の感覚

症状の感覚

  • ジリジリした痛み
  • ピリピリした痛み
  • じんじんした痛み
  • チリチリと焼けつくような痛み
  • チクチク刺すような痛み
  • しびれ
  • 力が抜けるような脱力感
  • ダルさ
  • じっとしていられないような気持ち悪い感じ
  • 電気が走るような激痛
  • 強くこっているような感じ

神経性の感覚の異常は、人によって感じ方が違い、また、原因や刺激されている神経の部位によっても症状の感覚が変わります。様々な感覚が重なって感じられる場合もあります。

主な症状

主な症状

坐骨神経痛の症状としてよくあげられるものには、以下のようなものがあります。

比較的軽度

  • お尻から足にかけてしびれるような感覚がある
  • お尻、太ももの外側~裏側、ひざの裏側、ふくらはぎ、足首周辺のどこかにピリピリ、じんじんとした感覚がある
  • 普段痛みはないが、お尻から足にかけて、電気のような激しい痛みが急激におこることがある
  • 重いものを持つと、腰だけではなくお尻や足の方までが痛む
  • お尻が痛い、またはダルくて長時間座っていられない
  • 歩いているとお尻から足にかけてがしびれてくる、または脱力してくる、痛む
  • 左右の下肢の筋力に大きな差があるように感じる
  • 冷えたり雨が降ったりしたときに痛みやしびれが強くなる

中度~重度

  • 安静にしていてもお尻から足にかけてがじんじんと痛む
  • 痛みによって眠れない
  • 少しの動作で足から腰、または背中の方まで強い痛みが走る
  • お尻から足の脱力やしびれによって歩くのが苦痛
  • 座っているのがたまらなく苦痛

坐骨神経痛の原因

坐骨神経痛の原因

坐骨神経痛の原因は、1つではありません。人によって原因は異なり、複数の要素が絡んで発症していると考えられる場合もあります。坐骨神経痛の原因としてあげられる、代表的なものをご紹介しましょう。

坐骨神経痛の原因としてあげられる要素

  • 1.整形外科的な腰の異常によるもの
  • 2.感染症や内科的異常によるもの
  • 3.妊娠
  • 4.姿勢、筋肉の使いすぎによるもの
  • 5.仙骨の歪みによるもの
  • 6.心因性のもの

整形外科的な腰の異常によるもの

整形外科的な腰の異常によるもの

整形外科の分野においては、坐骨神経痛は主に腰の異常によって引き起こされる症状の1つとしてとらえられています。

坐骨神経は腰の骨である腰椎の下部から足までつながっているので、腰椎に何らかの異常がおこり坐骨神経の一部を圧迫するようになると、坐骨神経の経路である部位に痛みやしびれ、脱力などがおこると考えられています。

坐骨神経痛を併発するとされる3大整形外科疾患

腰椎椎間板ヘルニア(ようついついかんばんへるにあ)

腰椎の骨と骨のクッション役である椎間板がやぶれ、中から髄かくが飛び出し神経を圧迫する疾患です。20代~40代の比較的若い層によく見られ、ヘルニアのおこった部位が坐骨神経に近いと、坐骨神経痛がおこりやすいと言われています。

若い人の坐骨神経痛は、ヘルニアと併発しているケースが多いと言われています。

脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)

腰椎は、平たい円柱状の骨が椎間板を挟んで縦に積み重なるような形状をしていますが、それらの骨には縦方向に貫通する孔(穴)があいていて、脊柱管と呼ばれるトンネルを形成しています。

脊柱管の中には神経や血管が通っているので、脊柱管が変性して狭くなってくると、神経や血管が圧迫され、腰や坐骨神経の経路に様々な症状を引き起こすと言われています。脊柱管が変性する主な要因は加齢によるものなので、50代以降の層に発症しやすいですが、他の要因からおこっている場合は、若い人にも見られます。

腰椎変性すべり症

腰椎に積み重なる骨の一部が何らかの要因で前方方向にずれ、神経を圧迫する疾患です。進行すると、脊柱管狭窄症を引き起こします。椎間板や関節の変性が原因と考えられ、中高年の女性に多いことから、ホルモンバランスとの関連が指摘されています。

感染症や内科的異常によるもの

神経が何かのウィルスによって感染し、その神経の経路に痛みやしびれがおこる場合があります。その際には発熱をともなうことが多くなります。また、腰周辺の臓器に腫瘍や何らかの異常があり、それが神経を圧迫刺激しているケースもあります。

妊娠

妊婦
妊娠してお腹が大きくなってくると、どうしても腰に負担がかかり、筋肉が緊張したり、神経が引っ張られたりするので、坐骨神経痛がおこる場合があります。

姿勢、筋肉の使いすぎによるもの

腰のS字カーブが保てず、腰から骨盤にかけてが丸まるような座り方をする人は、周辺の筋肉に負担がかかり硬くなって、神経を圧迫してしまうことがあります。坐骨神経痛に悩む人は、お尻の筋肉がこっている人が多く、骨盤を立てた正しい座り方やお尻のストレッチが有効と言われています。筋力が弱ってくると腰が丸まりやすいので、適度なトレーニングも必要です。

反対に、スポーツや肉体労働などで腰回りやお尻の筋肉を酷使し、ストレッチやほぐしを怠っていても筋肉の硬直が進み、神経を圧迫することがあると言われています。

仙骨の歪みによるもの

仙骨の歪みによるもの

仙骨は、腰につながる骨盤の中心部分になっている骨で、尾骨によって坐骨とつながっています骨盤の中心部分である仙骨が歪むことで、そことつながる坐骨神経が片方に引っ張られて緊張し、様々な症状をおこしているという説があります。

病院では一部の病院を除き、仙骨を扱うことがほとんどないので、仙骨に着目する接骨院、整体院などでの施術や、指導された運動を行い、正しい姿勢を身につけ、矯正していくのが主な対策となります。

心因性のもの

精神的ストレスの蓄積や、意識されていない抑圧された感情によっておこる腰痛が知られるようになりましたが、心因性の神経痛は全身におこる可能性があるので、それがたまたま坐骨神経に出る人もいます。

心因性のものは、痛みや症状の訴えに一貫性がなく、どこがどう痛いか、どういうときに痛いか、どういう感覚かが説明できずに、「とにかく痛い」「とにかく辛い」などの曖昧な表現になるケースが多いとされています。

坐骨神経痛の治療

坐骨神経痛はそれそのものが病気として扱われているわけではないので、病院では元になっていると考えられている疾患の治療と痛みへの対処療法を行います。

薬物療法

痛みを抑える消炎鎮痛剤、筋肉の緊張をゆるめる筋弛緩剤、血管を拡げ血行を良くする血流促進剤、ビタミン剤などが、状況に応じて使用されますが、どれも根本原因を取り除くものではなく、一時的に痛みを緩和させるものです。

心理的なもの、神経過敏によって痛みがおきていると考えられるケースでは、抗不安薬、抗うつ薬、脳の興奮をしずめる抗てんかん薬などが効果を発揮する場合もあり、整形外科や神経内科でも、そのような薬を処方することもあります。

理学的保存療法

坐骨神経痛の場合は患部を冷やすと痛みが強くなる傾向があるので、シップを使うときは温シップ、腰~お尻のホットパックなどが有効と言われています。辛い痛みは薬で緩和し、温めや運動療法で筋肉の血流や筋力アップを促していきます。

手術

坐骨神経痛の元になっている疾患が明らかで、画像診断で神経の圧迫が確認できた場合、手術という選択肢もあります。しかし、ヘルニアや脊柱管狭窄症を手術で治し神経の圧迫が取り除かれた後も痛みが残る人もあり、よっぽどの場合を除き保存療法で様子を見て、痛みの改善がまったく見られず著しく日常生活に支障が及んでいる人や積極的に手術を希望する人に関して手術が検討されます。

神経ブロック注射

神経ブロック注射は、脳に痛みを伝達する神経の道筋をブロックし、痛みを感じないようにします。痛みは、感じ続けていると周辺の筋肉や血管が緊張し、さらに痛みの信号が強くなる悪循環になってしまうので、一度痛みの伝達をストップさせてやることで痛みの増幅を防止できる場合があります。

大きな病院の整形外科、痛み専門のペインクリニックで受けることができます。

漢方薬での治療

坐骨神経痛には漢方による治療が効果を発揮することもあると言われていますが、どの漢方薬がいいかは個人の状態によって違います。漢方薬は、西洋薬の痛み止めや筋弛緩薬と違い、痛みに直接効くというより、痛みの原因になっている体質を改善することで治療していくものです。

冷えやすい、水がたまりやすい、神経が緊張しやすいなど、その人の痛みをおこす原因がどこにあるか、全身の体質なども考慮して使う必要があるので、漢方外来や漢方に詳しい医師、治療院などで相談の上、使用することが望ましいでしょう。

治療院での治療

病院以外では、接骨院、整体院、鍼灸院などの治療院での治療があります。坐骨神経痛は骨格の歪みや筋肉の緊張からおこる場合も多いので、手技でそれらをゆるめ、個人の状態に合わせた日常での運動などを指導して改善を目指します。仙骨矯正、筋肉の痛みにアプローチするトリガーポイント療法、ツボ治療、鍼灸治療など、その治療院によって様々な治療が行われています。

まとめ

下肢の不快な症状に悩まされる坐骨神経痛の症状と原因についてまとめました。坐骨神経痛が病気として扱われていないのは、坐骨そのもの、神経そのものに障害があるというより、別の何かが元となり、坐骨神経に影響を及ぼしているからと考えられているからです。

かつては、坐骨神経痛=ヘルニアの人、加齢によって腰に異常の起こった人の症状というイメージが強かったですが、最近、ヘルニアがあっても痛みを訴えない人や、若くて何の原因も見当たらないのに坐骨神経痛を訴える人が増えていることから、筋力の弱りや姿勢の悪さ、体のゆがみなどの生活習慣も大きく関わっているのではないかと言われています。

骨盤を意識して立てるようにすると、周囲の圧迫がとれて楽になったという人もいるので、ぜひ試してみてください。

辛い肩こり…こりやすい筋肉やこる原因とは?

辛い肩こり…こりやすい筋肉やこる原因とは?

なかなかスッキリとしない肩こり。
もんでもほぐしてもずっしりと重い。
辛いですよね。

日本人は肩こりに悩む人がとても多いと言われていますが、一口に「肩こり」と言っても、こっている筋肉や原因は幅広く、個人差がとても大きいのです。

私もひどい肩こり症ですが、「今はどこがこっているのかな?何が原因かな?」と意識するようにし始めてから、マメにほぐすことができるようになり、ずいぶん楽になりました。

肩こりの元となる筋肉、原因やメカニズムを知って、自分に合った肩こり解消法を見つけましょう。

肩こりの発生源となる筋肉

肩こりの発生源となる筋肉

「肩がこるな、重いな~」と感じて周辺をもんでみても、どこがこっているのかよくわからないことがありませんか?

具体的にどこの筋肉がこっているかを探って意識をすることで、より効果的なマッサージやストレッチなどの対策をすることができます。
肩こりの元になりやすい主な筋肉をご紹介しましょう。

  • 1. 僧帽筋
  • 2. 大小の菱形筋
  • 3. 肩甲挙筋
  • 4. 前鋸筋
  • 5. 三角筋
  • 6. 棘上筋
  • 7. 棘下筋

僧帽筋(そうぼうきん)

僧帽筋(そうぼうきん)

首から背中にかけて、ショールのように広がる大きな筋肉です。

昔の僧侶が着ていた衣服のフード(帽子)のような形に見えることから、この名前がつきました。
俗にショール筋、肩掛け筋と呼ばれることもあります。
上肢を支えるメインの筋肉で、肩こりの発生源としてもっとも多いのが、この僧帽筋だと言われています。

    僧帽筋の主な働き

  • 肩甲骨を支え、上肢をしっかりと立てる
  • 肩甲骨を上げ下げする、肩をすくめる
  • 腕を前後左右に動かす
  • 腕を外側にひねる

大小の菱形筋(りょうけいきん)

大小の菱形筋(りょうけいきん)

僧帽筋の下にある菱形(ひしがた)の筋肉です。上部にある小さい方を小菱形筋、下部の大きい方を大菱形筋と呼びます。
僧帽筋に隠れて目立ちませんが、肩こりの発生源になりやすい筋肉です。

    菱形筋の主な働き

  • 肩甲骨を背中に向かって引き寄せる
  • 腕を体側と平行の横方向に上げ下げする

肩甲挙筋(けんこうきょきん)

肩甲挙筋(けんこうきょきん)

僧帽筋の下にあって、首の付け根と肩甲骨をつなぐ筋肉です。細い筋肉のわりに腕の重さを常に受けるのでこりやすく、慢性的な肩こりを引き起こしやすい筋肉です。

    肩甲挙筋の主な働き

  • 肩甲骨を持ち上げる、肩をすくめる
  • 前鋸筋(ぜんきょきん)

    前鋸筋(ぜんきょきん)

    胸の両脇から裏側の肩甲骨につながる筋肉です。
    形がギザギザとして鋸(のこぎり)の刃のようであることからついた名前です。
    普段あまり意識することがありませんが、知らない間にこっていることの多い筋肉です。

      前鋸筋の主な働き

    • 肩甲骨を外側、内側にまわす
    • 三角筋

      三角筋

        

      肩を包み込んでいる筋肉で、腕の様々な動きと関わります。ここがこると、肩というより腕が重たい感覚が強くなります。

        三角筋の主な働き

      • 腕を伸ばす、前方向へ上げ下げする
      • 腕を水平に広げる
      • 腕をまわす

      棘上筋(きょくじょうきん)

      棘上筋(きょくじょうきん)

      僧帽筋と三角筋におおわれた、棘(とげ)のように細い筋肉です。

        棘上筋の主な働き

      • 腕を体側と平行の横方向に上げ下げする

      棘下筋(きょくかきん)

      棘下筋(きょくかきん)

      棘上筋の下にあって、肩甲骨の内側で働く筋肉です。

        棘下筋の主な働き

      • 腕を水平に動かす
      • 腕を外側にひねる

      肩こりのメカニズムと原因

      肩こりのメカニズムと原因

      肩こりとは簡単に言えば筋肉のこわばりですが、その部分の筋肉にはどのようなことがおこっているのでしょうか。
      また、肩こりの原因としてどのようなことが考えられるのでしょうか。

      肩がこっていない状態

      慢性的な肩こりに悩む人は、肩がこっていない状態がよくわからなくなってしまっています。
      「自分は肩がこっていない」と思っていても、実はこり過ぎて感じていなかった…なんてこともあります。

      肩がこっていない状態では、肩から首、背中にかけての筋肉を指で押してみると、弾力を持ってはね返してくるような感覚があります。
      このときの筋肉は、筋繊維内部の血管や神経のスペースも保たれ、細胞の水分バランスが良い状態です。

      肩こりの始まり

      筋肉を良い状態に保つには、適度な緊張と伸縮、適度な休息、重要な栄養分が不足なく供給されている必要があります。
      それらの要素が崩れてきたとき、筋肉内部を流れている体液がゲルのように固まり、循環が上手くいかなくなってしまいます。

        筋肉をこわばらせる原因

      • 筋肉の使いすぎ
      • 運動不足によるうっ血
      • 精神的ストレスによる緊張
      • 目の酷使
      • 喫煙
      • 食生活の乱れ
      • 睡眠不足
      • 冷え
      • 年齢による変化

      筋肉は適度に動かさなければうっ血してこわばってしまいますが、反対に使い過ぎると疲労物質がたまってコリの原因となります。

      また、目の酷使や精神的なストレスや睡眠不足で緊張状態が長くなっても、筋肉はこわばります。
      肩周辺の筋肉はとくに緊張やストレスの影響を受けやすいと言われています。体が冷えるとさらに緊張やこわばりは増します。

      喫煙は血行不良を引き起こし、食生活の乱れは必要な栄養が不足してしまうことになって、肩こりをひどくさせる原因となります。年齢を重ねると組織全体の弾力が失われてくるため、若いころに比べると、筋肉はこわばりやすくなります。

      肩こりの慢性化

      肩こりが軽いうちに、こわばりの原因に合わせた対処をすれば筋肉は弾力を取り戻すことができますが、そのまま放置しているとコリが慢性化してきます。
      筋肉は細い筋繊維の束で構成されているので、1本1本の繊維がこわばって硬くなると、お互いに圧迫し合って全体の流れが悪くなってしまいます。
      さらに内部の神経も圧迫されるので、痛みを感じるようになります。

      お互いの圧迫し合いによって筋肉全体の受けるストレスが増し、よけいそれぞれの筋繊維も硬くなるという悪循環が生まれ、コリは加速的に悪化してしまいます。

      さらに長い期間ひどい肩こりを放置していると、筋繊維そのものや周囲の腱や骨も変性し、結合織炎や滑液包炎という病気に進行してしまうことがあります。
      結合織炎では強い痛みがともない、滑液包炎では筋肉にコリコリとしたしこりを感じるようになります。

      内科の病気と関連した肩こり

      肩こりの原因の多くは運動不足や疲労や姿勢などの習慣が元になっていますが、中には内科の病気からおこる肩こりもあります。いわゆる病名のつくおおがかりなものだけでなく、内臓の不調のサインとしておこっている場合もあります。

        内臓からおこる肩こりの特徴

      • 肩こりの原因となるような生活習慣に心当たりがない
      • 動作や姿勢に関係なく痛む
      • 横になって安静にしても痛む
      • どこが痛んでいるのかはっきりしない
      • 入浴やストレッチやマッサージでも緩和されない

      痛みがひどく、また他に体調の悪さを感じるなど気になる場合には、内科を受診してみましょう。

      首や腰の異常からくる肩こり

      首や腰は肩ともつながっているので、首や腰の異常から肩こりがひどくなる場合もあります。人の体は不思議なもので、本当に痛い部分とは別のところの方に強い痛みを感じることがあります。

      肩こりの他にしびれを感じるようなときは、ヘルニアや神経性の異常が首や腰におこっている可能性もあります。整形外科での検査で異常はなくても、首や腰の骨格や姿勢の影響によって肩こりがでる場合があるので、整体院や接骨院で全身のバランスをチェックしてもらうと、意外な原因に気づくこともあります。

      顔周りの病気による肩こり

      目の疲れによる肩こりはよく知られていますが、歯、耳、鼻の病気によっても肩こりはおこります。とくに多いのが、治療済みの歯の奥で進行している見えないむし歯、蓄膿症を代表にした副鼻腔に膿のたまる副鼻腔炎などが肩こりの原因になりやすいと言われています。

      更年期障害・ホルモンバランスの乱れによる肩こり

      肩こりは自律神経とも深く関わっているので、そのバランスの崩れる更年期障害の女性は肩こりに悩まされる人が多いようです。また、更年期の年齢にさしかかっていなくても、ストレスや疲労でホルモンのバランスが乱れると、同じような症状がおこります。

      肩こり対策のポイント

      肩こり対策のポイント

      具体的な対策は、原因によって違ってきますが、どのような肩こりにも共通してできる対策があります。
      それでも全然効果を感じない、むしろ不快に感じるなどのことがあれば、他の部位の異常や病気からくる肩こりの可能性もありますので、病院への受診を検討しましょう。

      筋肉を意識した適度でコマメな運動

      肩や首周辺は、動かさずにいるとこわばりのひどくなる部位です。とくに最近は、スマホやパソコンの影響で、同じ姿勢になって運動不足の人が多いので、1時間に1回は意識的に軽いストレッチや肩・首回しをしましょう。

      その際、上で紹介したそれぞれの筋肉が動いているかどうかを意識しながら動くのがポイントです。

      マッサージは強すぎずバランス良く

      コリがひどい人はついつい強力な刺激が欲しくなりますが、それだと後でよけいにコリが悪化してしまいます。本来は、全身をバランス良くほぐすのが理想なので、外でマッサージを受けるときは、肩だけでなく、全身のコースを選ぶのもおすすめです。

      自宅で簡易マッサージ器を使う場合は、刺激が強すぎないようにタオルや衣服で調整しましょう。その際も、コリを感じる部位だけでなく、あちこちを幅広くほぐすようにしましょう。

      入浴は積極的に

      肩こり対策にお風呂はとても有効です。けれど、熱いお風呂に全身つかるとかえって交感神経が興奮し、肩こりには逆効果の場合もあります。全身つかるときはぬるめのお湯にしましょう。

      半身浴の場合は、肩が冷えないようにタオルをかけ、上半身が疲れないように姿勢を工夫しましょう。中で雑誌などを読むよりは、ストレッチをして目や肩回りをほぐすようにしましょう。

      時間のないときや、とくに肩が疲れたと感じるときは、洗面器に熱めのお湯をはり、手首から下だけを温める手浴もおすすめです。

      蒸しタオルで温める

      お風呂だけではなく、首肩から背中にかけて蒸しタオルであたためると、筋肉がゆるんで老廃物が流れやすくなります。
      皮膚表面だけを温めるカイロやパックより、蒸気を含んでいる蒸しタオルの方が奥まで浸透し、自然に温度が下がってじんわりと温まると言われています。硬く絞ったタオルにラップをし、電子レンジで1分加熱すると簡単に蒸しタオルはつくれます。
      火傷をしないように、温度の加減に注意してください。

      シップや塗り薬は対処療法

      シップや塗り薬は、痛みのある部分の炎症や緊張を一時的に抑えてはくれますが、根本から肩こりを治すものではありません。
      どうしても辛いときには有効なので上手く使いながら、それだけに頼らず、運動や温めることで日頃の対策は続けるようにしましょう。

      考えすぎない

      あれこれと考え思い悩んでいると、上半身はどんどん緊張してこり固まってしまいます。考えすぎるクセのある人は、意識的に時間を決めて深呼吸をし、考えすぎないようにする練習をしてみましょう。

      「考えすぎているな」と気づいたら、思い切り腕を伸ばしたり、肩を回したり、体を動かして、頭も一緒にほぐすようにしましょう。

      まとめ

      肩こりまとめ

      肩こりの原因となる筋肉や、筋肉がこわばる要素、簡単な対策についてご紹介しました。

      • どこの筋肉がこっているのか意識してみる
      • 生活習慣に筋肉のこわばりを強くする原因がないか振り返ってみる
      • 日常の中で、コマメな対策をする

      肩こりには、生まれ持った体型、骨格、姿勢、内臓、神経の細かさや、日常的な筋肉の使いすぎ、運動不足、睡眠不足、喫煙、冷え、ストレス、自律神経やホルモンバランスの乱れなど、様々な要素が原因としてあげられます。
      肩こりは辛いですが、自分の肩こりの傾向がわかってくると、だんだん上手く対処ができるようになります。

      自分の生活や性質の中に肩こりをまねきやすい原因がないか、日頃から意識を向けてみましょう。

腰痛の筋肉ケアポイントまとめ【原因・状況別5パターン紹介】

腰痛の時の筋肉ケアのポイントまとめ【原因・状況別】

慢性的な腰の痛み…辛いですよね。

腰痛の原因は様々ですが、何らかの理由によって腰周辺の筋肉に緊張がおこり、コリや痛みがよけいに辛くなるという部分はどの原因であっても共通です。

しかし、どうすれば少しでも筋肉を緩めて楽になれるか、という対策は、元になっている原因によって違ってきます。
実は、辛い痛みを増幅させる腰の筋肉のコリが発生している状況や原因は、大きく5つに分けられます。

ここでは、これらの状況・原因別に具体的な対策をみていきましょう。

【状況1】 心当たりなくズキズキとした痛みが急に出てきた

腰周辺の神経に炎症がおきている

得に腰を使い過ぎた記憶もないのにズキズキとした痛みや急激な痛みがあるときには、注意が必要です。

原因:腰周辺の神経に炎症がおきている可能性あり

椎間板ヘルニアや腰周辺組織に損傷があり、神経に炎症がおきている可能性もあります。

対処:整形外科へ

この場合は安静にし、おさまらない時には整形外科を受診しましょう。
実際に何らかの異常が見つかったときには、医師の指導に従ってください。検査でとくに問題がないとわかった場合は、他の原因を考えてみましょう。

【状況2】 腰を酷使しすぎた

腰を酷使しすぎた

一番単純な、筋肉の疲労によっておこるコリや痛みです。重い荷物を運んだり、立ちっぱなしや座りっぱなしの作業をしたりしたことが原因でおこります。

筋肉ケアのポイント:凝り固まった筋肉を優しく癒やす

腰に疲れや痛みを感じる、腰がダルい、重いなどの症状が出たら、早めにこまめに対策をしましょう。筋肉疲労の緊張は、こり固まった筋肉を優しく癒すように、がポイントです。

筋肉が熱を持っている急性の場合は冷やし、あとはできるだけ温める

激しいスポーツなどの直後、腰の筋肉が熱を持っている場合、ぎっくり腰のような急性の痛みのときには初め冷やす方がいいと言われていますが、ある程度冷やして熱がとれたら、後は血流を促進して回復を助けるためにも、ゆっくりお風呂に入るなどして温めてあげましょう。

ゆっくりとしたストレッチをする

こり固まった筋肉をそのままにしておくと、よけいに痛みは増してしまうので、軽くストレッチをしましょう。

ただし、緊張している状態で無理に伸ばそうとすると筋肉を傷めてしまうので、その部位の反応を確かめるようにゆっくりとしたストレッチをして、痛みがある場合は無理をせず、気持ちいいと感じる範囲にとどめます。

オイルやクリームを使ったマッサージ

オイルやクリームを使ったマッサージ

使い痛みの筋肉疲労には、オイルやクリームを使ったマッサージも有効です。
筋肉に深くアプローチをするようなマッサージは素人には難しいので、筋肉の表面や骨との境目を優しくほぐすようなイメージで行いましょう。

マッサージ専用のクリームやオイルの手持ちが無ければ、天然のオリーブオイルやピーナッツオイルには筋肉の疲労を癒やす働きがあると言われているのでおすすめです。

アロマオイルを使う場合は、ラベンダー、ローズマリー、ラバンディン、ジュニパーベリー、ゼラニウム、ペパーミントなどに、筋肉を癒す効果があると言われています。

アロマオイルを肌に使用するときは製品の注意書きに従い、適切なキャリアオイルと混ぜて使用してください。香りをかぐ、お風呂に数滴入れるだけでも効果はあると言われています。

使いすぎた筋肉に労わりの気持ちを伝える

入浴、ストレッチ、マッサージなどの際、また、忙しくてそのような時間が取れない場合には、痛みのある部位に手をあて、「お疲れさま」と言ってあげてください。

痛みは、体が「ここが疲れていますよ、気がついてください」と発している信号でもあります。放置されていると不安に感じてますます緊張を強め痛みを強くするので、「お疲れさま」と言って触ってあげると、安心してホッと緩んでくれます。

普段から腰の筋肉が緊張し過ぎていないかを注意する

疲労による腰痛をくり返す人は、動作や姿勢が無意識のうち、腰の筋肉に負担をかけて緊張させる傾向になってしまっています。

「これが正しい姿勢だ」と、無理に背筋を伸ばそうとして、かえって腰に負担をかけてしまっている人もいます。

姿勢を保つときは、どこかを意識的に矯正するというより、体全体を上方向に引っ張っるようなイメージで、どこかの部位にずっしりと体重がかからないように心がけてみましょう。

頭で「これが正しい」と先に決めてしまうと、体の反応が見えなくなってしまいます。

体型や体の状態によっては、医学や一般論で言われていることが当てはまらないこともあるので、自分の体が今どういう風に感じているか、筋肉が過度に緊張していないか、自分自身で確かめる習慣をつけてみてください。

最初は難しくても、意識しているとだんだん自分の体のクセがわかるようになります。

そうすると自然に、今どう動いたらいいか、どういう姿勢が本当に楽か、どこの筋肉を鍛えたらいいか、などが自分の感覚でわかるようになってきます。

全然わからない、どうしたらいいか見当もつかない、という場合は、信頼のできる接骨院や整体院で体の状態を見てもらい、相談しながら行うといいと思います。

【状況3】 ストレッチやマッサージが効かない! 周期的にコリの状態が変わる!?

内臓の不調

あなたの腰痛には……

  • ストレッチやマッサージをしてもあまり効果を感じない
  • すぐ元のこり固まった状態に戻ってしまう
  • 日内でコリに変動がある
  • 食後コリがひどくなる、または空腹時にひどくなる
  • 生理周期によってコリが変化する

などの特徴はありませんか?

この場合、内臓の不調からくる腰痛、筋肉の緊張である可能性があります。

原因:内臓の不調

腰痛に限らず肩こり、全身のコリの原因として意外と多いのが、内臓の不調です。

腰の場合は、腎臓・膀胱などの泌尿器系、子宮・卵巣などの婦人科系などの病気が隠れているケースもありますが、
病院での検査でとくに異常がないときには、未病の状態、つまり病気ではないけれど、内臓が疲れているというサインです。

筋肉ケアのポイント:ストレッチやマッサージより、生活の改善を

内臓の不調が原因の腰痛の場合、ストレッチやマッサージを受けるよりも、生活の改善をしていくことが大事です。

整体院などに頼る場合も、東洋医学の視点を取り入れて内臓や生活習慣を探りケアしてくれるような場所を選びましょう。

内臓不調型の腰痛の方の筋肉ケアのポイントはこちらです。

積極的なストレッチやマッサージは避ける

積極的なストレッチやマッサージは避ける

この場合は、体内部の不調によって筋肉が緊張しているので、ストレッチやコリをほぐすようなマッサージでは効果がありません。

やっても緩まないのでよけいに強い刺激を求めるようになってしまうので、硬くなった部分を無理に伸ばすようなストレッチやゴリゴリともむようなマッサージは避けましょう。

ストレッチをするときは、硬くなっている場所を伸ばすより、気持ちよく伸ばせる部分を伸ばして全身の血行を促す方が楽になります。

マッサージをするときには緊張して痛い部分を温めながら、弱い力で優しく指圧をしてみましょう。どこか内側に響くようなポイントがあったら、その部分の周辺を優しくなでるようにさすり、皮膚が温かく感じるまで続けます。

外でのケアを受けるなら、東洋医学の視点を取り入れている場所を選ぶ

内臓不調型の人は基本的に筋肉も薄くて弱い人が多いので、一般的なマッサージはかえって筋肉にダメージを与えてしまう恐れがあります。

筋肉に深めにアプローチするリンパケアも、後ですぐにコリが戻ってしまうようなタイプの人は避けた方が無難です。

外でのケアを受けたいときは、東洋医学の視点で原因となっている内臓や生活習慣を探りケアしてくれるような場所で相談する方が効果は期待できます。

筋肉の緊張そのものよりも生活に意識を向ける

筋肉の緊張そのものよりも生活に意識を向ける

内臓の不調からおこる腰痛、筋肉の緊張の場合は、その筋肉自体に意識を向けるより、生活の中で内臓に負担のかかる習慣が無いかを見直してみましょう。

腰周辺に痛みをおこす臓器の場合、冷えや暴飲暴食によって一気に悪化することが多いので、体を温め、自分の体の反応を確かめながらゆっくりと食べる習慣を心がけてみましょう。

【状況4】 冷え

4.冷え

冷えは万病の元とも言われますが、冷えると筋肉も強張り体の痛みにつながります。とくに女性は腰回りの冷えに弱いので、注意しましょう。

筋肉ケアのポイント:温めて血流を良くしていく

入浴や足湯で温める

冷えからおこる筋肉の緊張は、とにかく温めることが第一です。とくに下半身を温める半身浴、足湯がおすすめです。

カイロなどを使うのもいいですが、その部分が汗をかくと、皮膚表面から熱が逃げてかえって冷えることがあるので、汗ばんできたらはずすようにしましょう。

締め付けの強い下着やパンツ、靴に注意

締め付けの強い下着やパンツ、靴に注意

冷え性の人で意外と多いのが、衣服での下半身の締め付けです。
血管が圧迫されて血流が滞ってしまうので、締め過ぎの強すぎる下着やサイズの合わないパンツや靴をなるべく避け、帰ってきたらリラックスできる服装に着替え、緊張と冷えで縮まった筋肉を温めた後、優しくほぐすようなストレッチをするようにしましょう。

【状況5】いずれにもあてはまならない場合

5.精神的ストレス

これまで、さまざまな原因を見てきましたが、どうもピンとこないという場合は、精神的ストレスの可能性も疑ってみましょう。

原因:精神的ストレスの可能性も

精神からくる腰痛があるということは、だいぶ知られるようになりましたが、なかなか感覚的に実感するのは難しいようです。
その見分け方は、腰の痛い部分に手をあて、「精神的なものから来ている?」と聞いてみてください。

とくに何の変化もなければ他の原因かもしれませんが、それによって緊張が強まったり弱まったりするようなら、精神的なものが絡んでいる可能性があります。

ストレスからくる腰痛にも2タイプあって、体に痛みをおこすことで真実の問題との直面を避けるパターンと、痛みによって心の危機を訴えているパターンによって、反応は変わってきます。

いずれにしても、そのストレスが何かをつきとめようとするより、「自分今、精神的に苦しい状態にあって、それを腰が表現している」という労わりの感覚で痛みと接するように意識していると、緊張がとけて痛みが緩和してきます。

筋肉ケアのポイント:コリや緊張にこだわりすぎず、自分の心に目を向ける

精神的なものからきていると予想される筋肉の緊張、腰痛の場合は、筋肉をどうこうしようと考えるより、自分の心に目を向け、何か苦しみを抱えていることについて労わりの意識を持ちましょう。

体がほぐれると精神にも余裕が生まれるので、適度なストレッチや心地よいマッサージはおすすめですが、あれこれ頑張ろうとせずに、何もしないでいる時間も大切にしてみましょう。

まとめ

まとめ 様々な腰痛に関連する筋肉の緊張とケア方法

様々な腰痛に関連しておこる筋肉の緊張と、原因別のケア方法のポイントをご紹介しました。

どこかが痛むとその原因を何とかつきとめ、少しでも楽になりたいと考えますが、腰痛は痛みの中でも原因が複雑で、痛みのメカニズムが解明されていないものも数多く存在しています。

中には明らかな疾患もあるので、病院での検査、治療院の利用、情報の収集というのも、もちろん大切なことです。

けれど、そればかりに目が向いてしまうと、自分自身の体や心の声に鈍くなり、臨機応変な対処が難しくなってしまいます。

痛む部分に手をあて、自分の筋肉がどういう状態にあるか、どういう反応をしているか、自分はどういう体質か、心に無理がいっていないか、自分自身の心と体に意識を向けながらの腰痛ケア、筋肉ケアをしてみてくださいね。

最初は難しいですが、意識することを続けていると、自分の体や心の状態が少しずつつかめるようになると思います。

自分を一番理解し癒してあげられるのは、他でもない自分自身です。
自分と仲良くなってくると何かあったとき、どの病院や治療院を選べばいいか、どの情報が自分には必要かもわかりやすくなるので、ぜひ試してみてくださいね。

自宅で出来る!原因不明の自律神経失調症を治す方法

自律神経失調症の原因と改善方法

眠りたくても、なかなか眠れない。身体のだるさが抜けなくて、何もする気になれない・・・。

家事や仕事はやらなきゃいけない、迷惑をかけたくないと気持ちが焦ってしまう。

思うように身体を動かせないと気持ちが焦ってしまい、なかなか落ち着くことができませんよね。

ましてや、どうにかしなきゃと思って病院へ行っても「悪いところはありません」と言われたら、もう、どうすればいいかわからず不安になってしまいます。

自律神経の乱れによって様々な不調が発生する自律神経失調症は、なかなか原因が特定しづらいものです。人によって原因が異なるので、決まった治療法が確立していません。病院で診察を受けても症状が改善されず、辛い思いをされている人もいます。

こちらの記事では、自律神経失調症によって起きる不眠症や冷え性、便秘といった症状の改善方法や自律神経失調症を根本的に治すためのヒントをご紹介します。

症状別で分かる!辛い症状の改善方法

不眠症を改善する方法
(無料画像サイトより)

不眠症を改善する方法

(1) 生活リズムを夜型から朝型に切り替える

自律神経には交感神経と副交感神経の2種類があり、睡眠と深く関係しています。

この交感神経と副交感神経が上手に切り替わることで、身体を正常に保っています。切りかわる時間帯は、午前5時頃と言われています。

交感神経は身体を活発に活動させ、副交感神経は体をリラックスさせて身体を休養させる働きがあります。通常は、夜間になると副交感神経の働きが強くなることで眠くなり、明け方近くになると、交感神経の働きが強くなり体温・血圧が上昇することで目覚めます。

しかし、生活リズムが崩れてしまうことで自律神経が乱れてしまい、切り替えることが難しくなってしまいます。

自律神経の乱れが原因で胃腸などの内蔵の働きが悪くなり、さらには自律神経失調症やうつ病を引き起こすこともあります。

早く起きられるコツはあるの?

自律神経が切り替わる午前5時頃に起きることで、健康的な身体に近づけることができます。

とはいっても、いきなり5時に起きるのは難しいですよね。

その場合は、毎日30分ずつ起床時間を早めていきます。徐々に5時起床に近づけていくといいでしょう。

前日は早い時間に眠ることが理想ですが、無理に眠ろうとする必要はありません

決めた時間に起きていくことで、夜になると自然に眠気を感じるようになります。あなたのペースで、根気よく続けてみてくださいね。

(2) 部屋の証明を少しだけ明るくしてみる

こちらの方法は、眠れない人にオススメです。

あなたは眠るために、寝室の照明を消して真っ暗にしていませんか?実は、照明を落とすことで、逆に目が冴えてしまうこともあります。

目に入る光の量が減ると、瞳孔が自動的に開きます。この瞳孔を開く働きをしているのが、身体を活発にさせる交感神経なのです。

逆に照明を少し明るくすると、目に入る光の量を抑えようと、瞳孔が細くなっていきます。瞳孔が細くなる働きは、身体を休める働きをする副交感神経が担っています

前項で説明させていただきましたが、副交感神経を優位にすることで眠気を誘うことができます。眠れない夜には、明かりを少しだけつけてみましょう。

(3) 枕元に刻んだ玉ねぎを置く

玉ねぎの独特な香りの正体は「硫化アリル」という成分ですが、眠りを誘う効果があります。この成分は揮発性があるため、あの独特な香りがします。

刻んだ玉ねぎを枕元に置いておくと、硫化アリルが鼻から体内へと取り込まれ、アロマテラピー効果が期待できます。

生の玉ねぎのスライスを5切れほど枕元に置いてください。香りが強すぎて気になる場合は、玉ねぎの量を減らしてみましょう。

(4) 布団から出てみる

いろいろ試しているのに、眠れない・・・。そんなときは思い切って布団から出てみましょう

無理に眠ろうとすると、明日の体調が心配になるなどのストレスを抱えてしまいます。そうなると脳が興奮してしまい、余計に眠れなくなってしまいます

布団に入って30分経っても眠れないようなときは布団から出て、のんびりと好きな本を読む、または落ち着いた音楽を聞いてリラックスしましょう。

ゆったりとした気分を味わいながら、自然に眠気を感じたときは布団に戻りましょう。

体調を気にするあまり、眠れないことでストレスを感じると思います。人間は1,2日ほど寝不足が続いた状態でも健康な体を維持できると言われています。

ご紹介させていただいた方法で、あなたの身体を労わってくださいね。

冷え性を改善する方法

(1) 半身浴を取り入れる

普段、シャワー浴だけで済ませている人は湯船に浸かるようにしてみましょう。熱いお湯は交感神経が優位になるので、ぬるめのお湯に10~20分程度浸かりましょう

40度程度のお湯に10分間つかるだけで、体温は2度程度上昇させることができます。体温が上がると基礎代謝も上がりますので、疲れにくい身体を手に入れることができますよ。

また、適切な入浴方法によって、交感神経と副交感神経の切りかえを上手くできるようになる効果も期待できます。

みぞおちが浸かる程度のお湯で入浴すると、心臓への負担も減って副交感神経が優位になります。

少し熱めのお湯に入浴することで、交感神経(体を活発にする働き)を優位にすることができます。朝はスッキリと目覚めたい方にはおすすめです。

(2) 運動を取り入れる

運動は冷え性や快眠、またはうつ症状などの改善効果が期待できるので、積極的に取り入れたい習慣です。

運動不足になると筋肉量が減ってしまい、冷え性を悪化させてしまう場合もあります。仕事や家事などで座り作業が多い方は、休日などの空いている時間に軽い運動をしてみましょう。

運動をすることで筋肉量が増えます。筋肉は熱を多く生み出すので、基礎代謝や体温が上がり冷え性が改善されます。

週の3日程をウォーキングやジョギング、水泳のような有酸素運動を取り入れて冷え性を解消しましょう。

(4) 膝裏を揉んでみる

膝の裏には、膝窩動脈(しっかどうみゃく)という血管が通っています。この血管を両手で揉むと、全身の血流を促して体温を高めることができます。

膝窩動脈を指で押さえると血流が止まり、その後に緩めると足先へ向かって勢い良く血が流れます。

動脈の血の流れがよくなると、静脈の血も上半身へ向かって流れていくようになります。

血流が良くなることで体温が上昇し基礎代謝が上がります。体内の脂肪がエネルギーとして燃えることで、さらに体温が上昇して冷え性を改善することができます。

また、膝裏揉みには自律神経のバランスを整える効果も期待できます。

便秘を改善する方法

(1) 背骨をこする

自律神経の乱れによる便秘の人は、背骨が固くなっていることがあります。

背骨は、椎骨(ついこつ)という骨が積み重なってできています。

椎骨と椎骨の間から自律神経が伸びているのですが、背骨が固くなっていると自律神経に悪影響を及ぼします。

そのため、背骨をこすって柔らかくすることで便意を催しやすくなります。

やり方は簡単ですので、便秘でお困りの方は試してみて下さいね。

背骨のマッサージ方法
  1. 椅子、または床に座ります。
  2. 拳をつくり、背骨のなるべく上から尾てい骨の先まで10秒くらいかけてゆっくりこすります。
  3. これを3回ほど繰り返します。揉むときは、両手で行いましょう。
  4. 続いて呼吸をします。鼻から大きく吸い込み、口から強く吐きます。吐いた後に、腹筋に力を入れて10秒数えましょう。この呼吸法も3回行います。

この①~④を1日2セット行いましょう。

(2) お腹をマッサージ

運動不足で腹筋の力が低下し、便を押し出す力が弱くなっている場合や直腸の反応が悪くなっているときに効果的な方法です。

お腹のマッサージ方法
  1. 横になり、おへそを中心に右手を下から上へ、左手は上から下へ押しながら揉みます。
  2. 足をかるく開いて立ちます。おへそを中心に、親指で直径10cm程度の円を描くようにマッサージします。
  3. 立ったまま、下腹を両手で軽くもみます。
  4. 手の平でおへそを中心に、直径20cm程度の円を描くようなマッサージを1~2分続けます。
  5. このマッサージを、毎日続けてみましょう。マッサージのタイミングは、食後2時間がベストタイミングです。

    マッサージ前に、食物繊維の豊富な食品やヨーグルトをとっておくと、体の内側からも便秘に作用し、より効果的です。

    腸に炎症がある人や妊娠している人は、こちらのマッサージは避けてください。

    自宅でゆっくりと治す方法

    症状と原因

    自宅でゆっくり治したいと思われる人のために、自宅で症状を改善する方法もご紹介します。

    カイロ療法でツボを温める

    カイロ療法は、ツボにカイロを貼るというものです。これは東洋医学のひとつで、お灸の代わりとして考案された療法です。

    カイロには大きいサイズもありますが、厳密にツボの位置を気にする必要がないので広範囲を温めることができます。

    手首には内関(ないかん)というツボ

    手首には内関(ないかん)というツボがあります。胸のモヤモヤ、吐き気、息切れ、目眩、物忘れ、乗り物酔い、つわり、動悸といった症状に効くツボです。

    手首の内側にある横シワから指二本分肘側へ移動した点が「内関」です。(写真の赤丸)

    内関に米粒や大豆などを貼り、その上からカイロであたためると効果が高いです。

    カイロを2時間ほど貼っておきましょう。

    火傷する恐れもありますので、皮膚に直接カイロを貼らないでください。

    サポーターや包帯を軽く巻いてから、カイロを貼るようにしましょう。

    効き目は個人差がありますが、1~2週間で改善が見られるようになります。

    ストレッチで女性ホルモンを整える

    女性ホルモンは女性の美しさや若さを保つ働きや、自律神経の働きにも大きく関わっています。

    女性ホルモンのバランスが崩れると冷えやめまい、頭痛、イライラ、肩こりなどの辛い症状を引き起こします。

    女性ホルモンは、年齢とともに減少します。しかし、近年ではムリなダイエットやストレスの影響で、女性ホルモンが不足している若い女性達が目立ってきています。

    女性ホルモンの分泌を促すことが、自律神経失調症の改善には重要です。

    自律神経と女性ホルモンの関わり

    自律神経は、大脳の視床下部という部分でコントロールされています。視床下部は、他にも女性ホルモンの分泌を司っている脳下垂体という部分もコントロールしています。

    視床下部と脳下垂体は近い場所にあるため、ホルモンバランスが乱れてしまうことで自律神経のバランスも崩れてしまいます。

    ここからは、女性ホルモンの分泌を促すストレッチをご紹介します。自律神経失調症の改善が期待できますので、ぜひ試してみてくださいね。

    女性ホルモンをアップさせる!簡単ストレッチ

    1. 足を肩幅程度に開いて立ちます。
    2. 腕を肩の高さまで上げて、地面に対して水平に広げます。
    3. 息を吸いながら4秒かけて腕全体を後ろ向きに回転させ、手の平を真上に向けていきましょう。
    4. 手の平が真上を向いたら、4秒間呼吸を止めます。
    5. 息を吐きながら8秒かけて腕を元に戻し、手の平を真下に向けて腕を下ろします。
    6. 以上の①~⑤を3セット繰り返します。

    このストレッチを1回3セット、寝る前に行います。ポイントは、上記のストレッチを行う際に「胸腺」の位置を意識しながら行うことです。

    「胸腺」の位置は、みぞおちの少し上にある胸骨の部分です。

    胸骨の中でも少し引っ込んだ部分があります。押すと痛みますが、その部分の裏側に胸腺があります。

    その位置を意識しながら、ゆっくりとストレッチを行いましょう。

    食材で女性ホルモンを整える

    ここでは、女性ホルモンを分泌して整えてくれる食材を使った、2種類の簡単ドリンクをご紹介します。

    おから茶で女性ホルモンを整える

    最初にご紹介するのは、おから茶です。大豆の搾りかすであるおからには、イソフラボンや食物繊維が豊富に含まれているため、便秘改善も期待できます。

    また、大豆イソフラボンは女性ホルモンの一つである、エストロゲンの代わりとして作用します。

    加齢や生活習慣によるエストロゲン欠乏を補うとともに、エストロゲン分泌過剰による乳がんの進行なども防いでくれます。

    おから茶の作り方
    1. おからをフライパンに入れ、混ぜながら弱火で20分から30分かけて炒ります。おからが、キツネ色の粉状になったら火を止めます。
    2. 炒ったおからを、スプーン山盛り1杯ほど急須に入れて熱湯を注ぎます。
    3. 2~3分置いたら完成です。残ったおから茶は、密閉容器に入れて保存できます。1週間以内に飲みきりましょう。

    黒ゴマきな粉ミルクで女性ホルモンアップ!

    女性ホルモンは自律神経失調症の改善に効果があります。女性ホルモンの分泌を整えてくれる黒ゴマ、きな粉、ミルクを使った簡単で美味しいレシピをご紹介します。

    きな粉には、女性ホルモンのひとつエストロゲンの代わりとして働いてくれる大豆イソフラボンが含まれています。

    ゴマときな粉による女性ホルモンのサポート効果と、スキムミルクに含まれるカルシウムによるイライラ予防や骨粗しょう症予防の効果が期待できる、簡単お手軽なドリンクです。

    黒ゴマきな粉ミルクの作り方
    1. すり黒ゴマ(大さじ1杯)、きな粉(大さじ2/3杯)、スキムミルク(大さじ1.5杯)をカップに入れます。
    2. お湯150mLをコップに注ぎ、よくかき混ぜます。

    これで完成です! 1日3杯、食前に飲むようにしましょう。

    骨盤の歪みを改善して治す

    骨盤は、上半身と下半身をつなぐ「人間の土台」の役割をしています。

    骨盤が歪んでしまうと周囲の筋肉や靭帯に負担をかけてしまい腰痛、頭痛、肩こりなどを引き起こします。

    また、血行が悪くなり冷え性や生理痛、生理不順、自律神経の働きが乱れによる不眠症やうつ病など症状に加え、体の免疫機能が低下することで、癌やアレルギー性疾患を引き起こしてしまう場合があります。

    ここでは、骨盤の歪みを改善する8つの日常生活のポイントをお伝えします。

    骨盤の歪みを改善する!8つの日常生活のポイント

    1. モンローウォークで歩く
    2. 腰を左右に大きく振る歩き方になります。

      自分の目の前に、伸びている線をイメージして歩きます。骨盤の歪み防止・改善に効果的で、見た目も美しい歩き方です。

    3. 骨盤を立てて座る
    4. 骨盤を立てて座ると、背中・首の歪みを取ることができます。また、丸まって座るよりも首を回しやすく動作も楽になります。

    5. バッグは左右の肩で均等に持つ
    6. ショルダーバッグは、両肩に交互にかけるようにしましょう。手提げバッグも交互に持つことで、体の偏りから起こる骨盤の歪みを防ぐことができます。

    7. 膝寄せエクササイズ
    8. 待合椅子や電車で座っているときにチャレンジしてみましょう。エクササイズのやり方は、左右の膝の内側をつけて足全体を寄せるだけです。

      これを行うと、骨盤を支える「内転筋」の力が強まり、骨盤の歪みやO脚も改善されます。

    9. 食事は左右バランスよく噛む
    10. 食べ物を噛むときは、肩側だけでなく左右両方を使ってバランスよく噛みましょう。

      たったこれだけのことでも、骨盤の歪みが改善されます。

      また、噛むことで緊張感がほぐれるセロトニンが分泌されます。リラックス効果も得られますので、食事のときは意識してみましょう。

    11. 背中をそらしお尻をすぼめて立つ
    12. 立っているときの姿勢は背中をそらして、お尻をすぼめることを意識しましょう。お尻周辺の筋肉が強化され、尿失禁の予防にもなります。

    13. 湯船でエクササイズ
    14. 浮力によって、体への負担を減らすことができる歪み改善エクササイズです。

      湯船の中で正座をします。浴槽の縁につかまり腰を左右にゆっくりひねります。簡単ですので、入浴されたときに試してみてくださいね。

    15. セックス
    16. 実は、セックスには骨盤の歪み改善効果があります。

      女性にとっては骨盤が開きやすくなり、男性にとっては骨盤が締まりやすくなるのでバランスが整います。腰を動かす運動も、歪み解消効果が期待できます。

    あなたに合った治療と病院の見つけ方

    あなたに合った治療と病院の見つけ方

    口コミを参考にする

    まず、第一に注目すべき情報は口コミです。

    家族や親戚、友人などに同じような症状で治療を受けた人がいるかを調べて、評判の良い医院をあたってみましょう。

    ネットで探す場合には、以下のサイトのクチコミ情報を参考にするといいでしょう。

    すべての地域は表示されていませんが、地域別に評判の良い医院探しの参考になります。

    また、以下のサイトは症状別に名医を探すことができます。

    自律神経失調症の原因は人によって様々です。

    そのため、医師でも原因を見つけることが難しい場合もあります。現れている症状別に合わせて、医師を探すのも有効な方法です。

    また、口コミによる情報が少ないと思われたときは、地域の保健所に問合せて病院を紹介してもらいましょう。

    何科を受診すればいいの?

    自律神経失調症の際にかかる診療科は、心療内科と精神科になります。

    心療内科

    自律神経失調症は、心療内科に行くことをオススメいたします。

    心療内科では、心身症と言われる体の症状を診ます。

    心身症とは、心やホルモンのバランスの崩れが原因で肩こり、頭痛、吐き気などの症状が体に現れる病気です。

    心が原因でも、体に症状が出ているときは心療内科を受診しましょう。

    精神的ストレスから来る胃潰瘍や神経性大腸炎、心臓神経症などがそれに当たると思います。

    精神神経科

    うつ症状が見られるときは、精神神経科を受診しましょう。

    心に起こるトラブルが原因で気分が落ち込む、眠れない、食欲低下や増加、ギャンブルやお酒から離れられないと言った悩みがあるときに診てもらいます。

    代替医療を試してみる

    病院に行っても、処方された薬を飲んでも、ちっとも症状が良くならない・・・

    そんなときは漢方や鍼灸、音楽療法といった代替医療を試してみる方法もあります。

    漢方で改善する

    漢方は、その人の症状と体質に合わせて生薬が調合されます。

    漢方を利用する際には、医師による問診を受け、症状と体質を考慮して生薬が調合されます。

    自立神経失調症は冒頭で解説したように正式な病名ではなく、原因を見つけることが困難で人によって症状が異なります。体質に合わせるという考え方ですが、東洋医学からきています。

    このような理由から、今まで西洋医学による治療で改善が見られなかった人は漢方薬を試してみてはいかがでしょうか。

    漢方薬の効果と服用の目安

    漢方薬は、飲む人の症状に合わせて調合されます。相性が良ければ即効性も高く、2日~1週間ほどで症状が改善し始めます。効果が感じられたときは、3ヶ月を目安に服用するようにしましょう。

    鍼灸(しんきゅう)

    鍼灸も漢方治療と同様に、患者さんに合わせて行われる治療です。西洋医学では「症状」を見て治療を行いますが、東洋医学である鍼灸では「人」を見て治療を行います。

    自律神経失調症は、人それぞれ、症状も原因も異なるので、西洋医学による治療で改善が見られなかった方は試してみると良いでしょう。

    鍼灸による治療方法

    鍼灸は、身体に鍼(はり)やお灸を用いて刺激を与えて、様々な症状の治療や健康増進を図る中国の伝統的な医学のひとつです。

    鍼灸院では、最初に患者さんの症状や部位、経過などをヒアリングします。その後は触診、脈診、聴診などを行い鍼治療やお灸へと移ります。

    鍼治療は極細の鍼をツボに刺して、振動などの一定の刺激を与えたり一定の時間放置したりします。お灸では、艾(もぐさ)を用いてツボに熱刺激を与えます。

    鍼、お灸ともに自律神経に作用することが確認されており、自律神経失調症改善のために用いられています。

    音楽療法

    心地良い音楽を耳にすると、脳内にα波が増加することが確認されています。α波はリラックスしたときに出る脳波です。

    この心身をリラックスさせる効果を用いて、症状の軽減を図るのが音楽療法です。

    音楽療法には2種類あり、1つが受容的音楽療法、もう一つが能動的音楽療法です。受容的音楽療法は音楽を聴く療法で、能動的音楽療法は演奏する療法です。

    音楽療法の治療法

    心療内科で用いられるのは、音楽を聴く需要的音楽療法です。音楽療法で使われる音楽は、患者さんの好みの曲が選ばれます。使う曲は、明るい曲である必要はありません。

    その時の気分や感情に合わせた音楽を聴くほうが、癒し効果が期待できます。

    その時々に合わせて悲しいときは悲しい曲を聴く、または好きな音楽を聴くなど好みに合わせて聴きたい曲を選びましょう。

    ここからは、多くの人が評価された癒しの音楽を紹介します。どうぞ参考になさってみてください。

    評価の高い癒しの音楽
    • ピアノ協奏曲第26番ニ短調K.537 「戴冠式」第2楽章(モーツァルト)
    • ジークフリート牧歌(ワーグナー)
    • ウォーターマーク(エンヤ)
    • 「アルルの女」第2組曲より第3曲 “メヌエット”(ビゼー)
    • 「水の音楽」より“水色の幻想”(神山純一)

    まとめ

    自律神経失調症の原因

    最後まで記事をご覧になってみて、いかがでしたか?

    記事の中でもお伝えした通り、自律神経失調症の原因は人によって違います。

    今まで改善が見られなかった人は、自分に合った治療法を見つけて試してみることで、辛い症状から解放されるかもしれません。

    ひとつの治療法を試してみて、症状が軽くならなかったとしても諦めずに次の方法を試してみてください。

    あなたが自律神経失調症となった原因を改善することができれば、きっとよくなります。

    自律神経失調症になったことには意味があること。そして、あなたが壊れてしまわないように体がメッセージを送っていたことを、どうぞ忘れないでください。

    この機会に生活習慣を見直してみませんか?この記事が、豊かな人生の始まりになるきっかけとなれば嬉しく思います。

    お読みいただき、ありがとうございました。

    【引用・参考文献】

    ① :自律神経失調症がみるみる改善する100のコツ(2006年 主婦の友社 編)

    ② :専門医が治す!自律神経失調症(2001年 久保木富房 監修 伊藤克人+宮坂菜穂子 編 高橋書店)

    ③ :ストレス、うつ、自律神経失調症を治す(2014年 主婦の友社 編)

内臓の不調が原因でおこる腰痛とは?その仕組みと対策法

内臓の不調が原因でおこる腰痛とは?その仕組みと対策法

腰痛の原因は様々で、整形外科で検査をしても異常が見当たらないことがよくあります。

その場合、心因性などが原因としてはあげられますが、その中に内臓の不調と関わる腰痛もあります。

内臓には、実際に傷んでいる部位とは別の場所が痛む関連痛という仕組みがあるため、腰痛の裏に内臓の病気や不調が隠れていることもあるのです。

具体的に、どのような内臓が腰痛には関わるのでしょうか。

内臓と腰痛の関係

内臓と腰痛の関係

内臓の不調がなぜ腰痛をひきおこすのかというと、脳が内臓からの痛みの信号を、腰からのものと間違って受け取ることがあるからです。

本来傷んでいないはずの部位におこる痛みは関連痛、または放散痛と呼ばれています。

関連痛の仕組み

内臓と腰痛の関係

内臓から脳に痛みを伝える神経と、腰から脳に痛みを伝える神経は、その経路が脊椎を介して交わっています。
そのため、内臓から発された痛みの信号が混線し、同一経路上の部位の痛みとして脳が勘違いしてしまうことがあります。

内臓の関連痛は腰痛に限らず、背中、肩、あごなど神経がつながった幅広い部位におこる可能性もあるため、実際に傷んでいる内臓からは遠く離れた部分が痛む場合もあります。

関連痛は脳への情報伝達が混乱しておこっているだけで、痛みを感じている部位に傷や損傷があるわけではないので、内臓の関連痛として出ている腰痛の場合、いくら腰周辺を検査しても異常はでてこないことになります。

痛みのある周辺にはコリや血行不良がある

しかし関連痛は、脳への情報伝達が混乱しておこっているだけとはいえ、まったくのまやかしの痛みではありません。
脳が間違って「腰が痛んでいる」と判断しているので、腰の筋肉や血管はその情報を受けて緊張します。

そのため、腰の機能そのものには異常や損傷がなくても、周辺の筋肉は強張り血行は悪くなってしまい、それがひどい慢性的なコリとなって表れ、本人を悩ますことになります。

悪姿勢やパソコン作業のし過ぎ、冷えなどが原因でおこったコリなら、ストレッチや温めることによって血行は良くなり痛みは軽減します。

しかし、内臓が原因でおこっている痛みの場合は、外からのアプローチで一瞬緊張が緩んだとしても、内臓からの痛みの信号は出続けているので、すぐ元の緊張した状態に戻ってしまいます。

内臓が原因の腰痛の特徴

  • 整形外科で検査をしても異常が見つからない
  • マッサージや整体に通っても効果を感じない
  • ストレッチや温めで一瞬緩んでも、すぐに元の状態に戻ってしまう
  • 腰をこぶしで叩いたとき、体の内側に響くような痛みがある
  • 生理周期、食事など、一定の習慣に応じて痛みが連動している

内臓が原因の腰痛の場合、マッサージ、整体、ストレッチ、温めなど、外からの理学的アプローチでは対処ができません。

基本的に、内臓が全般的に弱い人はひどいコリ症でもあり、腰痛、肩こり、首の痛みなど、何をやってもマシにならない慢性的なコリや痛みを抱えていることが多いとされています。

また、腰に振動を与えたときに、体の内側に響くような痛みを感じることがあり、関連している内臓によっては、生理周期や食事に痛みが左右されることがおこります。

内科での判断は難しい

内科での判断は難しい

関連痛の情報をネットや本で見て、病院に相談しようとする人も多いと思います。しかし、内科で痛みの原因となっている内臓を見極めるのはなかなか困難といえます。

なぜなら、関連痛がおこるかどうか、おこったとしたらどの内臓からどこの部位におこるかには個人差が大きく、医学的に一定の決まりごとがあるわけではないからです。

中には、狭心症と左肩の痛み、すい臓炎と背部中心の痛み、尿路結石と脇腹周辺の痛みなど、多くの人に共通しておこる関連性の深い痛みもあり、この場合は、他の症状とも合わせて医師が判断し、検査で明らかにすることができます。

しかし、「内臓が不調」というだけで、病院で治療するような病気に至っていない未病の状態であれば、病院では対応のしようがなく、医師としても判断をすることができません。

病院で判断のつきやすい関連痛としての腰痛

病院で判断のつきやすい関連痛としての腰痛

とはいえ、腰痛によって推測される、病院で治療可能ないくつかの病気もあります。

尿路結石、尿管腫瘍、膀胱腫瘍

泌尿器関係からおこる腰痛のうち、尿路結石の痛みは転げまわるほどの痛みです。

尿管腫瘍や膀胱腫瘍の場合はそこまでの痛みではありませんが、腰痛と同時に尿に血が混じることがあります。

これらを専門に診断するのは、総合病院の泌尿器科、腎臓内科となります。

腎盂腎炎、腎炎

腎臓は腰と近い位置にあるため、腰痛との関連は深いと言われています。

腎盂腎炎は、腎臓と尿管の接続部に細菌が感染しておこりますが、その急性期には通常発熱がともないます。

腎炎には、風邪や疲れによって一時的におこる軽いものから、重大な病気に発展するものまで様々な種類があります。

急性期には発熱をともない、むくみ、高血圧、尿に血が混じったりにごったりすることがあります。

腰の痛みによって吐き気をもよおす場合もあり、発熱、むくみ、全身が妙に疲れやすくなったなどの症状もあれば、腎臓との関連が疑われます。

これらは尿検査や血液検査で判断がつくので、一般内科でも検査が受けられます。

骨盤膣炎、子宮筋腫、子宮内膜症

生理のときに腰が痛くなる人も多いと思いますが、骨盤の内部にある婦人科系の器官の異常も腰痛とは関連が深くなっています。

骨盤膣炎は、膣から骨盤周辺に細菌が感染し、通常発熱がともないます。
子宮筋腫や子宮内膜症の場合は、生理周期によって激しい痛みが出たり、生理に異常がみられたりすることがあります。

ホルモンバランスの乱れや月経困難症でも腰痛がキツくなるので、続くようなら婦人科を受診しましょう。

未病と腰痛

未病と腰痛

上記のように、腰痛が治療を必要とする疾患と関わっていることもあるので、他の症状もあって気になるときには一度病院で検査をしてもらいましょう。

しかし、それでもとくに異常の見つからないという場合には、「病気というほどにはなっていないけど内臓が疲れている」という未病のサインかもしれません。

消化器の不調と関連した腰痛

消化器の不調と関連した腰痛

内臓の未病による関連痛としておこっている腰痛の場合、もとの原因となっている内臓は

  • 位置の近い腎臓
  • 尿管、膀胱などの泌尿器系
  • 子宮、卵巣など
  • の婦人科系が代表としてあげられますが、

意外と多いのが胃腸やすい臓などの消化器系の不調が原因となるケースです。

胃やすい臓の不調はその裏側にあたる背中に痛みがでるとされていますが、背中と腰はつながっていて、また腰は前面に腸を抱えているので、そちらの不調が伝わって痛むことがあるのです。

また、やせがたで胃腸が下垂している胃下垂の人の場合は、その不調によって腰が痛む割合が高くなっています。

消化器の不調と関連した腰痛の特徴

消化器の不調と関連した腰痛の場合、一番大きな特徴は食事と関連して痛みに変化があるということです。

  • 食後に腰の重たい感じが増す
  • 反対に空腹時に痛みが増して食べるとマシになる
  • 油ものを食べると痛みがひどい
  • アルコールを飲むと腰がダルいなど
  • 食事と痛みが連動していないかをチェックしてみましょう。

内臓の未病による腰痛の対処法

内臓の未病による腰痛の対処法

内臓の未病からくる腰痛の場合、理学的なアプローチではなかなか解決されません。

しかし、ハリや整体、東洋医学の観点を取り入れている施術の場合は、コリのある部分から反対に弱っている内臓を探りアプローチをする手法もあるので、ただのマッサージを受けるよりはそのような場所でのケアをおすすめします。

けれど、どのような優れた施術を受けたとしても、内臓に負担のかかる生活習慣を続けていては改善が難しいといえます。
自分の生活の中に、内臓を弱らすポイントがないかをチェックしてみましょう。

腰痛改善のために注意したいポイント

体を冷やさない

腰に痛みをおこすと考えられている臓器は、冷えに弱い臓器ばかりです。

冷えは万病の元とは言われますが、

  • 泌尿器系
  • 婦人科系
  • 消化器系
  • の弱い人は特に注意をしましょう。

冷えというと手足に注意が向かいがちですが、意外と見落としているのがお腹やお尻です。

とくに女性に多いのが、お尻の冷え。お尻が冷えると腰痛が増すので、自分のお尻を触って他の部分よりも冷たいと感じたら、半身浴などで積極的に温めてあげましょう。

内臓自体を冷やさないように、冷たい飲み物食べ物は控えめに。

体をしめつけない

これも女性に多いですが、

  • しめつけのキツい下着
  • 細身のパンツ
  • 窮屈な靴
  • などで体をしめつけると、血行が悪くなって腰痛も増してしまいます。

もちろん女性にとってはオシャレも重要ですが、自分のサイズに見合ったものを選び、家に帰ったらリラックスのできる服に着替える習慣をつけましょう。

無理やり体を締め付けたオシャレをしても、内臓や全身が不調になってしまっては、肌や体型にかえって悪影響を与えます。
体に負担をかけない範囲でファッションを楽しみましょう。

ストレッチやマッサージに注意

他の原因からきているコリや痛みと違って、外からの刺激で緩めることの難しいのが内臓からくるコリの特徴です。

ですので、それを無理な力で伸ばしたり激しいマッサージをしたりするのは避けましょう。

ストレッチをするときには痛む部分を伸ばすのは避け、他のストレッチしやすい部位をのばして全身の血行をアップさせる方が効果的です。

マッサージも、やっても全然コリが緩まないからと強さがエスカレートしてしまいがちですが、やればやるほど緊張が強まってコリや痛みが悪化してしまいます。

ひどいコリに無理やりアプローチせず、周辺を優しくなでたり、他の部分をマッサージしたりして対処しましょう。

食事を見直す

食事を見直す

消化器に関連した腰痛の場合は、食事内容は大きく影響します。

頭や知識であれこれ考えず、食べたときの体の反応に目を向けてみてください。世の中には「こういう食事がいい」と言われていることがたくさんありますが、結局その人の体質に合っているかどうかです。

内臓が弱っている人の場合、刺激物や油ものの摂り過ぎに注意する、消化しやすいものを食べるなどは基本ですが、一番大切にしたいのは食べ方です。

口に入れたものをよく噛んで味わって、ゆっくりと飲み込むようにしましょう。

そうすると、自分の内臓の感覚に敏感になって、「これは食べ過ぎない方がいいな」「これは今の自分には負担だな」ということがわかるようになってきます。

好きなものを理屈で制限するのは無理がありますから、情報に左右されてやみくもに食事内容を取り決めず、自分の体と相談しながらゆっくりと食べる習慣を心がけてみましょう。

ストレスと上手に付き合う

ストレスと上手に付き合う

どんな不調にも必ず関わっているのが精神的なストレスです。

しかし、勘違いしないようにしたいのは、「ストレス自体が悪いわけではない」ということです。

生きていく上で、様々な出来事がおこるのは当たり前で、ときにはどうしても避けられない苦しみを耐えなければいけない時期や場面は必ずでてきます。

  • ストレスを避けよう
  • 無理にはね返そう
  • 無理に発散しよう
  • 無理に前向きに乗り切ろう
  • とすると、かえって負担がかかるので、ストレスに対処する自分に合った方法を身につけていきましょう。

その方法は人によって様々ですが、一番のポイントは「ストレスを憎まないこと」です。

ものごとには必ずいい面と悪い面があって、ストレスも上手く利用すれば自分を成長させる機会になります。

「このストレスが無ければ…」と嫌って避けようとすると、ますます辛さは増すばかりです。「上手く付き合う」ことを意識してみましょう。

まとめ

腰痛まとめ

内臓の不調に関連しておこる腰痛についてご紹介しました。

他の原因と見分けるポイントは、

  • 整形外科で検査をしても異常が見つからない
  • マッサージや整体に通っても効果を感じない
  • ストレッチや温めで一瞬緩んでも、すぐに元の状態に戻ってしまう
  • 腰をこぶしで叩いたとき、体の内側に響くような痛みがある
  • 生理周期、食事など、一定の習慣に応じて痛みが連動している

病院での治療が必要な病気の関連痛としておこっている場合もありますが、生活習慣からくる内臓の弱り、未病の状態で痛みを感じている人の割合の方が多いと言われています。

関連痛は脳の勘違いとされていますが、体の内側にある内臓はよっぽどの状態にならなければ痛みを発信することが難しいため、表面に近い他の部位が変わって内臓危険信号を私たちに知らせてくれていると考えることもできます。

普段の生活に内臓を弱らせてしまう習慣が隠れていないか、無意識に自分の体や心に負荷をかけ過ぎていないかを振り返ってみましょう。

泣くほど痛いぎっくり腰!すぐに知りたい3つの対処法を紹介

泣くほど痛いぎっくり腰!すぐに知りたい3つの対処法を紹介

「痛っ!」腰に激痛が!

痛くて動けないし、助けを呼ぼうにも周りには誰もいない……

こんな最悪な状況でぎっくり腰になってしまったとき、あなたならどう対処しますか?

言葉では、とてもいい表せない辛い痛み。
それはもう、ぎっくり腰になった人にしか分かりません。

ご家庭、職場などのあらゆる場所で、急にぎっくり腰が起きてしまうこともあります。

予期せぬタイミングで起こるぎっくり腰、とても怖いですよね。
また、老若男女関係なく、誰がぎっくり腰になるのか分かりません。
学生などの若い方でも、部活動でスポーツをしている時にぎっくり腰になることもあります。

こちらの記事は、ぎっくり腰になってしまった時の対処法を3つ紹介します。

  • 痛みを抑えるための姿勢や動き
  • 座り方や寝方
  • といったところから、

  • とにかく痛みを何とかしたい
  • 早く治したい!
  • という方にも、お役に立てる内容となっています。

ぎっくり腰になったらどうする?

ぎっくり腰になったらどうする?

ぎっくり腰になってしまったら、とにかく無理に体を動かさないことが大事です。無理をして動いてしまうと、腰を悪化させてしまうこともあります。

こちらでは、ぎっくり腰になったとき、どんな姿勢や動き方をしたらいいのか。

また、腰の負担が少ない座り方や寝方などについて見てみましょう。

腰の負担が少ない姿勢と動き方

腰の負担が少ない姿勢と動き方

ぎっくり腰になった直後は、痛くて動けない方も多くいると思います。

無理に体を動かさず、その場で横になりましょう。近くに人がいる場合は助けを求めましょう。

横になった状態で、安静にできる場所まで運んでもらいます。

近くに人がいない場合は、一体どうすればいいでしょうか。
その場合は、ゆっくり四つん這いになります。

そのまま赤ちゃんのハイハイするような動きで横になれる場所まで移動して、横になり安静にしましょう。

携帯電話を持っているときは、身近な人や救急車を呼んで助けを求めましょう。

少し動けるようになってトイレに行くような場合は、起き上がる時は上半身だけねじらないように気を付けて下さい。

立ち上がるときは、まず四つん這いの姿勢をとります。腰への負担を減らすため、腹筋に力を入れてゆっくりと立ち上がるようにしましょう。

移動するときは、壁に背を向けて腰をつけます。姿勢を少し前かがみにしてカニ歩き(横歩き)で、無理をせずにゆっくりと移動しましょう。

腰の負担が少ない座り方

腰の負担が少ない座り方

【床に座る場合】

床に座る場合は、正座が一番です。
痛みがない範囲で背筋を伸ばして正座をすると、腰に負担がかかりません。

正座で足がしびれて辛いという方は、無理をせず椅子に座るようにしましょう。

【椅子に座る場合】

椅子に座るときは、軽く上を向きながら腰を下ろしましょう。
背筋が伸びて腰への負担が少なくなりますよ。

背もたれに向かって深く腰をかけて、痛みがない範囲で背筋を伸ばして座ります。

背筋を伸ばすと、背骨が上半身の体重を支えてくれるので、腰への負荷を分散してくれます。

しかし、背骨が曲がっていると腰への負担が大きくなってしまいます。

腰痛のときは、特に注意が必要です。

腰への負担を減らすため、普段の生活から背筋を伸ばす習慣をつけると良いかもしれませんね。

腰の負担が少ない寝方

腰の負担が少ない寝方

横になるときは、掴めるものがあれば掴まりながらゆっくりと横になり、横向きで寝ます。

掴めるものがないときは、腕で上半身の体重を支えるようにしながら、腰に負担をかけないように、ゆっくり横になりましょう。

このとき、痛みを感じる方を上向きにすると痛みが和らぎますよ。

膝を軽く曲げ、脚の間に座布団やクッションを挟むと腰が楽になります。

寝るときに使用するマットレスなど、どのぐらいの硬さがいいのか気になる方もいますよね。

一般的には、高反発のものが腰への負担が少ないとされています。

下半身の痛みやしびれは要注意

下半身の痛みやしびれは要注意

下半身に痛みやしびれを感じた場合は、腰椎椎間板ヘルニアの可能性もあります。

早めに整形外科でレントゲンやCT、MRIなどの検査されることをおすすめします。

足が動かず感覚もないと感じたときは、腰椎の神経障害を起こしている可能性があります。

不安になることで、慌ててしまう方もいるかもしれません。

できるだけ腰を動かさずに、落ち着いて救急車を呼びましょう。

痛みを抑えるセルフケアの方法を紹介

痛みを抑えるセルフケアの方法を紹介

ここでは、辛い痛みを抑えるセルフケアの方法を紹介します。簡単にできますので、どうぞお試しください。

患部に手を当てる、当ててもらう

患部に手を当て、さすったりすることで痛みは緩和されるという研究結果があります。

アメリカのTouch Research Institute(接触研究機関)は、触れることが痛みを軽減させ、マッサージはパーキンソン病の振戦を減らすという研究を発表しています。

https://www.kango-roo.com/sn/a/view/816 引用

自分で手を当てるよりも、人に当ててもらう方が効果があるとされています。

大切な人がぎっくり腰で辛そうなときには、そっと手を当ててみてはいかがでしょうか。

患部を冷やす

ぎっくり腰は、腰椎周りの筋肉が炎症を起こしていることで痛みを感じます。

炎症を抑えるため、手で痛む場所を触って熱をもっている部分を中心に冷やしましょう。

氷嚢(ひょうのう)やアイスノンを当てて冷やすことで、炎症の広がりを抑えて痛みを緩和させます。

痛み止めを使う

薬局などで売られている、ロキソニンを服用することで痛みを抑えることができます。

飲んでから15分から1時間ほどで効果が出てきます。

平均7時間効果が持続するとされています。服用することで、半日程は痛みを抑えることができます。

湿布を貼る

湿布には、冷湿布と温湿布の2種類があります。
ぎっくり腰のときは、どちらを貼ればいいのか困ることはありませんか?

実は、効果的にはどちらも同じで炎症を鎮める消炎効果や、痛みを和らげる鎮痛効果があります。

肌荒れしないもので、あなたが気持ち良いと感じる方を選んでくださいね。

腰痛ベルトやコルセットを使う

腰を動かさないように固定して、筋肉の動きをサポートしてくれる「腰痛ベルト」や「コルセット」があります。

市販されている一般的なもの、他には整形外科などで個人用に型を取るオーダーメイドもあります。

価格や種類も様々ありますが、バンドがクロスされているものなど、腰をしっかりサポートできるもの選びましょう。

ブロック注射で痛みを抑える

セルフケアの方法を紹介しましたが、それでも痛みが引かない場合もあります。

病院で受けられる腰痛の治療に、神経ブロック注射というのがあります。

「神経ブロック注射」は炎症を抑える効果があるので、ぎっくり腰の痛みが炎症からくるものであれば効果を発揮します。

痛みが引かないときは、無理をせずに病院で診察を受けましょう。

早く治したいときは、どうしたらいいの?

早く治したいときは、どうしたらいいの?

仕事がなかなか休めない。小さなお子さんがいて、育児や家事が休めない。やらなきゃいけないことが増えてしまい、どんどん不安になってしまう・・・。

そんな方も多いことでしょう。

ここでは、とにかく一日も早く動けるようになりたい方への対処法を紹介します。

自分で治す場合

自分で治す場合

自分で治したいと思う場合、気づかないうちに荒療法になりがちです。
下手をすると症状を悪化させてしまうので、注意してください。

普段と同じように生活する

日経トレンディネットのウェブサイトには、福島県立医科大学会津医療センターの白土修教授の腰痛に関するお話として、以下のようなことが掲載されています。

「発症から72時間未満でもベッドで安静にしているよりは、できる範囲で普段と同じように活動をしたほうが、回復が速い」

http://trendy.nikkeibp.co.jp 引用

自分が動ける範囲で、普段と同じように生活した方が早く治るとされています。

無理はせずに、ゆっくりと動くようにしてくださいね。

患部を温める

患部を温めることで血行が良くなり、栄養素が血液と一緒に運ばれることで自然治癒力が高まります。

自然治癒力が高まることで治りが早くなるとされています。

ここで注意することは、患部が炎症を起こしているうちは温めずに冷やしてください。
炎症が治まるのは症状にもよりますが、2、3日はかかると言われています。

手で患部を触ってみて熱を持っていないように感じたら、患部を温めて血行の巡りをよくしてあげましょう。

病院で診察を受ける場合

病院で診察を受ける場合

病院で行く場合は、整形外科で診察を受けることになります。

整形外科では診察に加えて、レントゲンやCT、MRIなどによる検査、「神経ブロック注射」などの治療方法があります。

また「痛み止め」や「コルセット」の処方からリハビリまでを幅広く行っており、健康保険が適用になりますので安心ですね。

骨や骨格に異常がないか検査をしてもらいたい、「痛み止め」を処方してもらいたいなどの方は、まず整形外科を受診されるといいでしょう。

治療院で施術を受ける場合

治療院で施術を受ける場合

整体院の施術と効果

整体は国家資格ではなく、健康保険の適用外になります。

マッサージなどにより筋肉を柔らかくすることで筋肉疲労が回復し、血行の流れが良くなるなどの効果が期待できます。腰痛を予防したい方には、おすすめです。

自宅で出来るストレッチやアドバイスを日々の生活に取り入れることで、腰痛を予防できる可能性が高まります。

接骨院(整骨院)の施術と効果

接骨院(整骨院)は、国家資格の柔道整復師が治療を行います。

電気による温熱治療などの手術や投薬を行わない「保存療法」による治療で、健康保険が適用されます。

レントゲンなどの検査は行われなく、「痛み止め」の処方がありません。
施術を行うことで、体の歪みを元に戻していきます。

筋肉を和らげ負担を減らし、体内のコリをほぐしながらリンパの流れを正常に戻していきます。

痺れなどの症状がなく、ぎっくり腰の原因もはっきりしているような場合には、接骨院(整骨院)で施術してもらうと良いでしょう。

鍼灸院の施術と効果

鍼灸院は、国家資格の「はり師」や「きゅう師」が治療を行います。

接骨院同様、レントゲンなどの検査や薬の処方は行いません。

施術の対象となる症状について、医師の同意書か診断書がある場合は健康保険が適用されます。

鍼灸院での施術は、ツボを刺激することで血行を良くする、筋肉疲労を回復させる、痛みを緩和させる効果があります。

整形外科で診察を受けた後に、痛みを緩和したい方は施術を受けられると良いでしょう。

もうぎっくり腰はイヤ!どうすればいいの?

もうぎっくり腰はイヤ!どうすればいいの?

ぎっくり腰は癖になりやすい、こんな言葉を聞いたことはありませんか?

これは、ぎっくり腰で損傷した筋肉などが元の状態に戻りにくいという理由からきています。靭帯が伸びてしまうと、元に戻るまで数年かかるとも言われています。

また、ぎっくり腰は運動不足や仕事などの生活習慣によるものも多く、ぎっくり腰になった後は、生活習慣を変えないと繰り返してしまう可能性があるとも考えられています。

このように完治していない状態が長く続くため、何度も繰り返しやすいとされているのですね。

「もう、こんな地獄のような苦しみは味わいたくない!」と、考える方も多くいると思います。普段からぎっくり腰にならないため、私達は何をしたらいいのでしょうか。

ぎっくり腰の予防法を紹介

ここからは、ぎっくり腰の予防法について紹介します。
毎日の生活に予防法を取り入れて、ぎっくり腰とさよならしましょう!

【予防法1:筋力をつけましょう】

ぎっくり腰の原因の多くは、筋肉に関係があります。

特に歳を重ねるにつれて筋力が低下していると感じる方は、骨を支える筋肉を強化するために筋力トレーニングを行いましょう。

注意することは、筋肉に負荷をかけ過ぎると筋肉が疲労してしまい、ぎっくり腰になりやすくなります。

無理のない範囲で、楽しくトレーニングを行いましょう。

【予防法2:体を柔らかくしましょう】

体が硬いと怪我をしやすくなるという情報、聞いたことがある方も多くいると思います。言葉の通り筋肉が硬くなっていると、ぎっくり腰のリスクは高まります。

特に、お尻や太ももの後ろ側などの筋肉が硬いと、腰痛になりやすいと言われています。

柔軟体操やストレッチを取り入れて、体を柔らかくしましょう。
ご家族やご夫婦、カップルの方の場合は、一人がうつぶせで寝ます。

もう一人が足の先で、ゆっくりと太ももの裏側やお尻を踏んであげると、筋肉がほぐれます。

【予防法3:適度に運動をしましょう】

仕事や家事、育児などが忙しくなることで体を動かす機会が減ってしまった方もいると思います。
水泳、水中ウォーキングなどは、腰に負担をかけることなく運動することができます。

プールへ向かうのが難しい方は、ウォーキングがおすすめです。

お散歩気分で近所を回って歩くだけでも、ちゃんとした運動になります。歩くことで血行が良くなり、腰回りの筋肉がほぐれていきます。

【予防法4:食生活を改善しましょう】

食事はぎっくり腰に限らず、健康にとっても重要になります。
食事から栄養を取ることで、疲労回復や骨や筋肉も強化にも繋がります。

栄養バランスの悪い食事をしていると肥満にもなりやすく、体重が増えることで腰に負担がかかり、ぎっくり腰のリスクが高まります。

健康な体に必要な栄養素である糖質(炭水化物)、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維、水をバランス良く摂りましょう。

社員食堂のメニューが話題にもなっている「株式会社タニタ」のウェブサイトには、バランスのとれた食事について詳しく掲載されています。

バランスのとれた食事とは

【予防法5:睡眠はしっかりとりましょう】

睡眠は、疲労回復には欠かせません。

仕事や家事、他にはスポーツなどで日中に疲労した筋肉を休ませるためにも、とても重要です。

睡眠不足になると血行も悪くなり、筋肉が硬くなってしまいます。
腰の筋肉も硬くなることで、ぎっくり腰を引き起こしてしまいます。

高反発のマットレスを使用して眠ることで、腰への負担を減らし筋肉疲労を抑えることができます。

マットレス(敷布団)の硬さですが、実際に寝てみて朝起きた時に「体が痛くないか」で判断されることが良いそうです。

また、睡眠時間の1時間前には

  • 部屋を暗くする
  • 香りの良いアロマを使用してみる
  • など、リラックスできる時間を作って十分な睡眠をとりましょう。

【予防法6:ストレスは溜めないようにしよう】

「病は気から」の言葉通り、ストレスは万病の元です。

ストレスが溜まると交感神経が優位に働いて緊張してしまいます。
緊張により筋肉が固くなってしまうことで、ぎっくり腰を引き起こしてしまいます。

更に、ストレスで自律神経が過敏になると、痛みを感じやすくなります。
お風呂にゆっくりつかるなど、リラックスする時間を取りましょう。

身近な人との会話、スポーツや趣味の時間を楽しみながら、ストレスを溜めないようにしましょう。

ぎっくり腰になりそうと感じたら?

季節の変わり目や寒い時期などは、特にぎっくり腰になりやすいので注意が必要です、

温かい服装をして、腰を冷やさないようにしましょう。

家事や育児、仕事が忙しくて疲労やストレスが溜まっている場合にも、ぎっくり腰を引き起こしやすくなります。

  • なんとなく腰にだるさや違和感がある。
  • いつも痛みを感じることはないけど、姿勢によって腰に痛みを感じる。
  • デスクワークや自宅で、長時間座っていると腰が痛い。

このような場合は、急な動きをせずに、ゆっくり体を動かすようにしましょう。
コルセットを巻くことで、腰の負担を軽くすることもできます。

重い物を持つときは、一度しゃがみ込み腰を落とします。
その状態から、ゆっくりと持ち上げるようにしましょう。

  • 栄養のある食事を摂る
  • お風呂に入って体を温める
  • ストレッチやマッサージで筋肉をほぐす
  • 睡眠をしっかりとること
  • で、ぎっくり腰を改善させることができます。

まとめ

ぎっくり腰になりそうと感じたら?

ぎっくり腰の痛さは、なった人にしかわからない、本当に辛いものです。

そんなぎっくり腰とは無縁でいたいものですが、老若男女、誰がいつなるかは分かりません。

特に初めてぎっくり腰になった場合などは、どうしていいか分からずに不安な気持ちになった方も多いでしょう。

そんな場合でも、腰に負担の少ない姿勢や動き方などが分かれば、冷静に対処して痛みを和らげることができます。

そして、痛みを緩和する方法や早く治すための方法を知ることで、ぎっくり腰の痛みから早く解放されます。

    普段から適度に体を動かし

  • 筋肉を柔らかくする
  • 食生活に注意する
  • 十分睡眠をとり疲労を溜めない
  • 自分なりの解消法でストレスを溜めないように気を付けること
  • で、痛みを味わう確率がグッと減らせます。

このように、あなたもぎっくり腰になりにくい習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか?

もし、ぎっくり腰になってしまっても落ち着いて対処しながら、整形外科や整体などの治療院を上手に利用しましょう。

こちらの記事を読まれることで、あなたがぎっくり腰の辛い痛みから解放されることを願います。

【首の痛みがある方へ】首の可動域を広げる前にコレをチェック!

左に傾ける

こんにちは。
痛み・しびれ専門の整体師 粕谷雄三です。

交通事故やストレスなどから首の痛みを抱えるようになり、頸椎ヘルニアなどと診断された方もいらっしゃると思います。首筋の痛みについては、様々な原因があります。

すきっと向上委員会でも、その原因や対処方法を紹介しているので、参考にしてください。

首をセルフケアをするにも、まず、首が良い状態なのか、悪い状態なのかということを知らないといけないので、今日はそのチェック方法をお伝えしていきたいと思います。

正しい首の可動域「自分でチェックしてみよう!」

首のセルフケアにあたっての前準備について、お伝えしていきます。大事なのは、自分の首がどれくらい動くのか「首の可動域」を自分で把握しておくことです。

首の動きは、大きく分けて4種類あります。

下へ向く動き

①下へ向く動き

下に曲げる動きは、だいた60度くらいと言われています。

上へ向く動き

②上へ向く動き

上へ向く動きは50度くらい

回旋(左右を向く)

左を向く

左を向く

右を向く

右を向く

回旋は60度

側屈(横に傾ける)

右に傾ける

右に傾ける

左に傾ける

左に傾ける

側屈の動きは50度と言われています。

首はこの動きができるようになっています。
これが、自分で動かしたときに動くかどうかを鏡を見ながらやってみてください。

違和感をチェック

たとえば、回旋が

  • 左は向けるけど、右が向けない
  • 明らかに硬い
  • 痛みがある
  • つまり感や違和感を感じる

などは、正常な場合でないので、何かを感じれば、問題があるということです。

それをまずは、自分で試して、チェックしてみてください。

次回予告

ということで、今日は、セルフケアをする前のセルフチェックをお伝えしました。
次回は、体のセルフケア・チェック方法をお伝えしますので、また見てください。

では、失礼します。

【保存版】ぎっくり腰の改善と予防に効果的なストレッチ10種類

ぎっくり腰改善の為のストレッチ

こんにちは!
パーソナルトレーナーの星野一徳(ほしのかずのり) です。

突然、グキッとくる「ぎっくり腰」。一度、ぎっくり腰になると、癖になる方も見られます。

ぎっくり腰は、ぎっくり腰をした人の数だけ原因がありますので、一概に、このストレッチをしておけば、改善するかというと、ちょっと難しいですが、だいたい傾向として、お客様に勧めていて、効果のあるものを紹介していきます。

また、ぎっくり腰や腰痛になりやすい方というのは、お腹(腹腔)の部分、肋骨と骨盤の間の機能が非常に低下していることが多いです。そのため、後半ではぎっくり腰を防ぐためのエクササイズをご紹介していきます。

はじめに注意:ストレッチをするのはぎっくり腰になって 3〜4日後から

ぎっくり腰をしてすぐ、1・2日くらいで、今回ご紹介しているストレッチをするのは、あまりオススメできませんので、ぎっくり腰されて3・4日後とか、しばらく立ってからストレッチをやっていただければ良いと思います。ぜひ、やってみてください。

【改善】ぎっくり腰を楽にするストレッチ [7パターン]

まずは、ぎっくり腰をしたときに縮まってしまった筋肉を伸ばしていくストレッチをご紹介します。あなたが「筋肉に緊張を感じる部位」についてストレッチをしていってください!

お腹を伸ばすストレッチ

お腹を伸ばすストレッチをします。ぎっくり腰をしたときに、体の前側、股関節の前側の筋肉が縮まることが多いですので、股関節の前、体の前面を伸ばしていきます。

うつぶせになる

伏せた姿勢から

うつぶせになる

ひじを立てる

ひじを立てます。

ひじを立てる

余裕があったら腕を伸ばす

もうちょっといけそうであれば、腕を伸ばして、反らせるところまで、ゆっくりと反らしていきます。

余裕があったら腕を伸ばす

腰は、少し詰まる感じがあると思いますが、それは大丈夫です。足先が痺れたりすることがないように、気をつけながら、お腹をゆっくりと伸ばしていきます。

30秒を2・3回繰り返す

だいたい30秒くらいを目安にやっていただきましたら、一度また伏せて、少し休憩をしていただきます。

30秒を2・3回繰り返す

これを2・3回繰り返すと、少しずつ体の前側が延びてきて、反らしやすくなってくると思いますので、ぜひ無理せずに、やってみてください。

股間節を伸ばすストレッチ

股間節の前側が縮まることが多いので、ここを伸ばしていくストレッチをしたいと思います。

足を前後に広げる

足を前後に広げていただいて、後ろ足の股間節の前を伸ばしていきたいと思います。

足を前後に広げる

良い姿勢でゆっくり前へ倒してキープ

姿勢はまっすぐ、腰が反らないように、ゆっくりと前に倒しながら、太ももや股間節の前側が伸びるポジションで、ゆっくりと前へ倒して、キープをしてください。

良い姿勢でゆっくり前へ倒してキープ

伸びていることを意識することが大切

足が前後に広がってますので、非常に不安定かと思います。

苦しい場合は、無理せず、やっていただければと思いますが、しっかりと、股間節の前が伸びている感じがするところで、ゆっくりと伸ばしていただければと思います。

反対側も行う

反対もいきましょう。

反対側も行う

20~30秒そのままの姿勢を保つ

だいたい、20~30秒程度で良いと思います。

ゆっくり、じわーっと伸びるように、腰はなるべく動かさないように、姿勢を安定させてやってください。

バランスが取りにくいので、腰に無理なくやっていただければと思います。ぜひ、やってみてください。

体側(お腹の横)を伸ばすストレッチ

ぎっくり腰になると、体の横、体側(たいそく)が、非常に緊張感が出てきます。

しっかりと、お腹の横を伸ばしていきます。

体側(お腹の横)を伸ばすストレッチ

片手を掴んで体を横に倒す

片手を掴んでいただいて、体を横、やや斜め前くらいに倒すようにして、ゆっくりと伸ばしていきましょう。

片手を掴んで体を横に倒す

反対側も行う

反対もゆっくりと倒して、脇の下のあたりから、お腹の横のあたりが伸びるような感じがあれば結構です。

反対側も行う

腰部を少し動かしますので、不安があるかと思います。もちろん無理をせず、行っていただきたいと思います。

ももの後ろ側のストレッチ

ぎっくり腰後、ももの後ろ側に痺れがあったり、坐骨神経痛も伴い、硬くなることが結構あります。

今回は「ももの後ろのストレッチ」をご紹介いたします。

片方の足を前へ出し、体を前へ倒す

片方の足を前へ置き、ゆっくりと体を前に倒していきます。

ももの後ろ側のストレッチ

椅子に座るのがオススメ

床でこの姿勢をやると、骨盤を立てることが、なかなか難しいのではないかと思いますので、何か椅子に座ってやっていただくのがオススメです。

つま先を立て、しっかり伸びる角度をキープ

ももの後ろから、膝の裏を伸ばして、つま先はちょっと立てます。

ふくらはぎが強く伸びるようでしたら、そんなにつま先を立てなくても構いません。しっかりと、ももの後ろ側が伸びる角度でキープしましょう。

つま先を立て、しっかり伸びる角度をキープ

骨盤を立てるって?

骨盤を立てるというのは、こういう感じです。

骨盤を立てるって?

背中が丸まったままではなく、なるべく骨盤を立てて、良い姿勢で股関節から前へ倒し、しっかりと後ろ側が伸びるようなポジションを取りましょう。

背中が丸まったままではなく

椅子には、少し浅く掛けて、お尻が落ちないように、うまくももの後ろ側をストレッチしてください。

ももの後ろは効果が感じやすい

ももの裏側は、少しストレッチすると、腰が軽くなるような感じが出やすいところです。無理せずポーズをとって、ストレッチをしてみてください。

ふくらはぎのストレッチ(改善だけでなく、予防にも効果的!)

改善にも予防にもなると思いますが、足首が硬いと、腰に負担が掛かることになりますので「ふくらはぎのストレッチ」をご紹介したいと思います。

壁を使う

何か押すところ、壁などでにやっていただけると、より伸びる感覚があると思います。

足を前後に開き、壁を押す

足を前後に開いて、つま先の向きをまっすぐにして、なるべくかかとが浮かないように、床につけながら、手は少し壁を押すようにして、しっかりと腰や腕を伸ばしていただきたいと思います。

足を前後に開き、壁を押す

反対も行う

反対もしっかり胸を張って、ふくらはぎが伸びているのを感じながら、ゆっくりと伸ばしてください。

足を前後に開き、壁を押す 反対も行う

いつでもできるお手軽ストレッチ

立ったままでも、パッとできるストレッチですので、すぐに取り組んでいただける内容かと思います。

ふくらはぎをしっかり伸ばして、足首が柔らかさを保っていられるように、しっかりとストレッチをしていただきたいと思います。

ももの内側を伸ばすストレッチ

今回は、ももの内側を伸ばしたいと思います。

ももの内側も比較的、体幹部と直結している筋肉ですので、ここが非常に硬くなっていることが多くありますので、しっかりと伸ばしましょう。

片足をななめ前へ出し、体を倒す

片足をななめ前へ出していただいて、そのまま少し体を前に倒します。

片足をななめ前へ出し、体を倒す

椅子に座って行う

床でやるのは、ぎっくり腰を何度も繰り返している方は大変だと思いますので、ももの内側を伸ばしやすいように、何か椅子に腰掛けてやっていただければと思います。

足はななめ、体はまっすぐ

足はななめに出しますが、体はまっすぐ、ゆっくりと前に倒していきましょう。

足を伸ばしているももの内側が伸びればOKです。

足はななめ、体はまっすぐ

背中を丸めず、姿勢良く

背中が丸くならないように、気をつけてください。なるべく背筋を伸ばして、良い姿勢で、前に倒してください。

背中を丸めず、姿勢良く

腰のポーズに無理なく、ももの内側が伸びるポジションをしっかりと取って、やってみてください。

ももの内側のストレッチ2

今回は、ももの内側を伸ばしていただいてます。

ももの内側の筋肉は、腰部や体幹部と非常に関連がありますので、とても硬くなっていることが多いですから、しっかりと伸ばしていただきたいと思います。

足を広げて、手を膝にあてる

足を両方広げて、腰掛けていただいて、手は膝の内側にあてましょう。

足を広げて、手を膝にあてる

背筋を伸ばし前に倒す

背筋を伸ばし、ゆっくりと、そのまま前に倒していきます。

背筋を伸ばし前に倒す

膝とつま先は同じ方向を向ける

なるべくつま先と膝が同じ方向を向くようにしながら、足を広げて、ももの内側が伸びるところまで、体を前に倒していきましょう。

胸を張って、膝を押さえながら体を倒す

足を広げていただいて、背中は丸くならないように胸を張って、膝が内側に入ってこないように手でブロックしながら、ゆっくりと体を前に倒して伸ばします。

胸を張って、膝を押さえながら体を倒す

「無理なく、ゆっくり」がポイント

ももの内側は、結構デリケートな部位ですので、あまりグイグイ伸ばさないように、腰に無理なくポーズをとって、ゆっくりと、伸ばしている感じが出るところまで、ストレッチをしてみてください。

【予防】ぎっくり腰を防ぐストレッチ [3パターン]

ぎっくり腰や腰痛のある方は、お腹(腹腔)といって、肋骨と骨盤の間の機能が非常に低下していることが多いので、ぎっくり腰を防ぐために、ここをしっかりとエクササイズしていただきたいと思います。

おなかを意識した呼吸のエクササイズ

では、肋骨と骨盤の間の機能を上げて行くには、どうすればよいのでしょうか?

【予防】おなかを意識した呼吸のエクササイズ

そのためには「呼吸のエクササイズ」を用います。まず、腹式呼吸をやりましょう。

お腹を膨らませながら、鼻から息を吸う

鼻から息を吸って、お腹を膨らませます。

お腹を膨らませながら、鼻から息を吸う

息を吐きながら、お腹をへこませる

ゆっくり吐きながら、お腹を少しへこませます。

息を吐きながら、お腹をへこませる

ぎっくり腰を繰り返す人ほどやってみて!

腰痛やぎっくり腰をよくやる方は、膨らますのと、へこますのが、上手にできない人が多くいると思いますので、一度試してやってみてください。

胸を意識した呼吸のエクササイズ

前回は「お腹の動き」だったんですが、今回は「胸(肋骨や胸郭)のあたり」を見てていただきたいと思います。

鼻から息を吸って、胸を膨らませる

鼻から吸って、今度はお腹をへこませながら、胸や肋骨を広げます。

鼻から息を吸って、胸を膨らませる

息を吐きながら、ゆっくり元に戻す

ゆっくり息を吐きながら、肋骨が締まってくるようにします。お腹は元の位置に戻って、胸は少ししぼんでいくような感じです。

鼻から息を吸って、胸を膨らませる

ゆっくり吐いていくと、徐々にお腹が戻って、肋骨が締まって、胸郭が下がってくるようなイメージです。

自由自在に動かせるようになろう

前回とは反対の動きを意識してやっていただきたいと思います。

仰向けでやっていただいたほうが、1番やりやすいと思います。自由自在にお腹が動かせるように、ぜひチャレンジしてみてください。

お腹を締める呼吸のエクササイズ

結構お客様には「難しい」と言われるんですが、今回は、お腹は締めながら呼吸を維持します。

鼻から息を吸って、胸を膨らませ、お腹をへこませる

前回ご紹介したように、鼻から吸って、胸を膨らませ、お腹をへこませて

鼻から息を吸って、胸を膨らませ、お腹をへこませる

ゆっくり息を吐く

ゆっくり吐いていきます。

ゆっくり息を吐く

肋骨を中央に締めるように寄せていきます。そうすると、息を吐きながら、お腹周りが少し締まってきます。

呼吸をしながらそのままお腹をキープ

その締めたところで、お腹は力を保ちながら、呼吸は止まらないように、胸や鼻や口で呼吸をしながら、しばらくお腹をコルセットのように、自分で締めておきます。

呼吸をしながらそのままお腹をキープ

薄く、肋骨をキューッと締めてください。なるべくお腹周りが動かないようにキープをします。

お腹がへこまないように注意

お腹をベコッとへこまさないように、気をつけてください。吸って、ゆっくり吐きながら、胸やお腹を戻したところでお腹周りを締めておきます。

呼吸と、おなかを締めておくことを離してできるように

この状態で呼吸を続けて、なるべく長い時間続けられるように、お腹周りを締めておいてください。

少し難しいですが、呼吸と、お腹を締めておくことをしっかりと分離してできると良いと思います。ぜひやってみてください。