なぜ妊娠中に頭痛が起きるのか?妊婦のための頭痛解消法と予防策5つ

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妊娠中の頭痛を防ぐ5つの予防法をご紹介

こんにちは。
女性のための整体師 永田美子(ながたよしこ)です。

妊娠中の大事な時期の頭痛、辛いものですよね? 痛みを取り除いて、気持ち良く出産を迎えたい方もいらっしゃると思います。

実は私も、妊娠中に頭痛の悩みを抱えていました。「薬は飲みたくない……」と思いつつも医師に相談して妊娠中でも大丈夫な薬を処方してもらいましたが、「薬では」痛みは改善しませんでした。私を頭痛から解放してくれたのは○○だったのです。

妊娠することで、どうして頭痛が起きやすくなってしまうのでしょうか? この記事では、その原因と、辛い頭痛からあなたを守る5つの予防法をご紹介します。

私が実際に、妊娠中に頭痛を改善できた方法も紹介しますので、あなたと赤ちゃんが穏やかな生活を送れるよう、是非お役立てください。

緊張型頭痛に悩む妊婦さん達

頭痛の原因は姿勢とストレスにあった

慢性的に発生する頭痛には緊張型頭痛と片頭痛、そして群発性頭痛があります。その中で、妊娠中に起こる確率が高いと言われているのが緊張型頭痛です

妊婦さんに頭痛を聞いても、ピンとこない方もいるかもしれませんね。妊娠することで、今まで頭痛とは無縁だった人が頭痛に悩まされる。または、頭痛で悩んでいた方の痛みがひどくなることもあります。

このようなお話を聞くと、ちょっと不安になりますよね。それでは、どうして緊張型頭痛に悩む妊婦さんが多いのでしょうか?

頭痛の原因は姿勢とストレスにあった!

現代では妊娠中でも仕事をされている女性が多く、中には出産直前まで働く女性も増えてきています。その際に、仕事や趣味でパソコンに触れる機会が多いと思います。

自宅や職場で長時間パソコンに向かっているとき、頭が締め付けられるような頭痛を感じたことはありませんか?その原因のひとつに、姿勢が挙げられます。

姿勢から起こる頭痛の原因

妊婦さんは、お腹が大きくなるにつれて体のバランスを保つために、反り腰になってしまいます。腰に負担がかかることで、腰痛に悩む妊婦さんも多く見られます。

椅子などに座るときは、お腹の圧迫を防ぐために少し後方に体を傾けながら座っています。その状態から、パソコンで作業を続けることで自然と顎が前に出てしまい、猫背になってしまう方もいます。

猫背になると首が伸びた状態になり、肩や肩甲骨付近、そして首への負荷が妊娠前よりも強くかかってしまいます。

負荷がかかると、血行不良により筋肉が委縮してしまいます。萎縮した筋肉で神経が圧迫されてしまい、その刺激によって頭痛が起こります。

今まで体をたくさん動かして働いていた人が、妊娠を機にデスクワークの割合が多くなったという方は、無理のない範囲で姿勢を意識してみてはいかがでしょうか。

出産後の姿勢にもご注意

「緊張型頭痛」は、妊娠中だけではなく産後に頭痛を感じることがあります。姿勢の話をさせて頂いたように、頭痛と姿勢は関係しています。

出産後は、もちろん育児が始まりますね。オムツ交換・授乳・手遊び等、お子さんをあやすときなど、前かがみで首を下に曲げる姿勢が続きます。その姿勢を続けることで、首や肩の筋肉が固まってしまい頭痛を引き起こします。

合わせて2~3時間おきの授乳から、生活リズムが変わることでストレスも感じる方もいらっしゃると思います。次は、ストレスと頭痛の関係を見てみましょう。

ストレスと頭痛の関係性

緊張型頭痛の原因は、姿勢の他にもストレスがあります。

あなたは「マタニティー・ハラスメント」という言葉を耳にされたことがありますか?

2014年度に、妊娠や出産を理由とする「マタハラ」に関して各労働局に寄せられた相談は、なんと4028件と過去最多でした。

(2016.2.16読売新聞記事より参照)

妊娠中は、妊娠という体の変化によって体内ホルモンも大きく変化し、不安やストレスが表れやすい状態です。ストレスを感じやすい状況に身を置くことで、緊張型頭痛を引き起こしてしまうこともあります。

頭痛は避けて通れないの?と、ちょっと不安に感じる方もいるかもしれませんね。そのようなときは「頭痛と上手に付き合ってみる」という考え方をされてみてはいかがでしょうか?

頭痛と上手に付き合う「心構え」

痛みは体が出しているサインです。体の状態に問題がなければ、痛みは起きません。そのサインが現れた時は、体の中のどこかに異常が起こっている可能性があります。

あなたの心と体に、無理をしていませんかと声掛けをしてくれるのが痛みというサインなのですね。

頭痛が起きているときは、辛い痛みを早く消したいと思いますよね。しかし、ここで大切なのは、どうして痛みを感じるのかを意識することです。

  • 姿勢は大丈夫ですか?
  • パソコンを使いすぎていませんか?
  • スマートフォンを長時間、眺めていませんか?
  • 職場でマタニティー・ハラスメントは受けていませんか?
  • 出産に対して不安になり過ぎていませんか?
  • 過食気味になっていませんか?
  • 運動不足ではありませんか?

こちらの項目で、チェック数の多い方は首や肩のコリ、またはストレスが原因で頭痛を引き起こしている可能性があります。

少しでも意識しながら生活習慣を改善することで、痛みも和らぎます。妊娠中はもちろん、出産後も育児に追われて大変かと思います。無理のない範囲で、少しずつ改善していきましょう。

【体験談】妊娠中の頭痛を解消してくれたのは「運動」だった!

運動が頭痛を軽減する

緊張型頭痛は、妊娠をきっかけに発生する方も多いです。私は、もともと頭痛持ちでした。妊娠を機に、頭痛薬を飲まなかったことで悩む気持ちが膨らんでいきました。

しかし、薬を飲まなくなったことよりも薬が飲めない不安によるストレスが原因で、頭痛を引き起こしていたのかもしれません。頭痛持ちのために、いくら寝ても痛みは治まらず酷い時には痛みが1週間ほど続きました。

薬を飲むことに抵抗がありましたが、産院の先生に相談して妊娠中でも服用できる薬を処方してもらいました。

しかし、薬を飲んでも効果はありませんでした。妊娠前に飲んでいた薬じゃないと効かないのかな・・・と、不安な気持ちになりました。

運動を控えていた私

そんな中、主治医の先生が途中で変わりました。驚くことに、先生が変わったタイミングで不思議と頭痛が改善されました。

私は、その先生から「動きなさい」という指導されました。妊娠中は、医師に止められない限り運動量を減らす必要はありません。

主治医が変わる前、周囲からは妊婦だから運動は控えた方がいいと言われました。その言葉を素直に受け取り、実家では座って安静にしていました。仕事では、立ち仕事や動く仕事は避けて、デスクワークを中心に行っていました。

しかし運動量が激減したことで、私の体がストレスを感じていたのです。また、デスクワークの時間が増えることで姿勢による頭痛もひどくなりました。

運動で頭痛が改善された!

そこで先生の指示通り、意識して動くことにしました。運動することで、適度なストレス発散になりました。

血行の促進にも繋がり、デスクワークによって疲労していた筋肉がほぐれたことで、悩んでいた頭痛が改善されました。
妊娠中に薬を飲んでも改善されなかった頭痛が、運動しただけで変化が表れたのです。

姿勢からくる筋肉のコリやストレスを解消するために、今日から少しずつ体を動かしてみませんか。運動するときは、事前に医師と相談してから始めてみましょう。

妊娠中の頭痛薬の使い方

妊娠中の頭痛薬の使い方

妊娠中に薬を飲むことや湿布を貼ることは、赤ちゃんに影響はないかな・・・心配になりますし抵抗がありますよね。薬を飲むときは、必ず医師や薬剤師に相談しましょう

妊娠中は不安になることが多くあります。そんな中、妊婦さんに大切なことは安心感です。不安になることでストレスが溜まり、緊張型頭痛を起こすことがあります。

安心して薬を服用できるように、自己判断は控えて医師や専門医に相談しましょう。

妊娠中の頭痛に効く!5つの予防法を紹介

頭痛を予防する5つの方法

ここからは、頭痛に効く5つの予防法をご紹介します。頭痛予防や頭痛が発生していな時でも、紹介した予防法を意識することで改善への近道になります。

お薬を飲む前、または頭痛薬を飲むことに抵抗感のある方にお勧めです。是非、試してみて下さいね。

【予防法1】姿勢を意識する

さきほども説明しました通り、姿勢を意識することで頭痛を予防することができます。下記のチェック項目で、普段の姿勢を意識してみましょう。

  • 腰は反っていませんか?
  • 猫背になっていませんか?
  • 首や肩の筋肉は硬くなっていませんか?

妊婦さんが楽に座れる方法

デスクワークなどで椅子に座る際は、座布団を利用すると首や肩が楽になります。座布団の高さは、座りやすいと思われる高さで大丈夫です。

お尻の位置が高くなることで、自然と背筋が伸びて猫背を防ぐことができます。お腹や足の付け根も圧迫されにくいので、足のしびれを防ぎます。

床に座る場合は?

床に座る場合、妊婦さんに優しい座り方があぐらです。お尻の下に座布団を敷き、座布団の前で足を組むように座ります。こうすることで、骨盤の歪みを防ぐことができます。

妊娠中のあなたの体は1人だけのものではありません。妊娠前以上に、お身体を大切にしてくださいね。

【予防法2】体をリラックスさせる

家事や仕事でパソコンを日常的に使う方は、1時間毎に体をリラックスさせる時間を作ってみましょう。理想は1時間起きに10分程度の休息です。

  • パソコンから目を離して、遠くを見る。
  • ラジオ体操をしてみる。
  • 少し歩いて体を動かす。
  • 水分補給をして、血流を促す。

同じ姿勢を長時間取り過ぎることで体の筋肉がコリ固まり、血流が滞ってしまうことで頭痛を引き起こしてしまいます。

忙しい方は、座った状態で伸びをするだけでも肩回りのコリがほぐれますので、意識しながら行ってみてくださいね。

【予防法3】適度な運動を心がける

安静にしなくては・・・と考えすぎることで、体はストレスを感じてしまいます。血液の流れが悪くなり、頭痛が発生したりしてしまいます。

今まで運動する習慣があった方は、一度に運動量を減らすのではなく適度な運動を心がけましょう。

医師と相談のうえ、無理をせずに体を動かしてストレス解消に心がけましょう。体を動かすことで筋肉がつき、体全体の血の巡りが良くなります。

【予防法4】貧血を予防する

妊娠中に、医師から貧血と診断される方は少なくありません。お母さんの血液は、お腹の赤ちゃんに酸素や栄養素を送っています。そのため、妊娠前よりも血液を必要とします。

貧血になると、血の巡りが悪くなることで頭痛を引き起こしてしまいます。貧血の予防効果として、代表的な栄養素は鉄分です。鉄分の豊富な食材に加え、バランスの良い食事を摂るように心がけてみましょう。

鉄分が豊富な食材はレバー、ひじき、ほうれん草、小松菜、あさりなどがあります。ビタミンCと一緒に摂ることで、鉄分の吸収を高めてくれます。

【予防法5】入浴で血行を促進させる

緊張型頭痛は、血行不良が原因で起こります。そのため、血液の流れを良くすることで痛みが緩和されます。血行を促進させる簡単な方法は入浴です。

入浴で体を温めることにより、首や肩周りの血流が良くなります。39℃~42℃程度の熱すぎない湯船にゆっくりと浸かって、血行を促進させましょう。

注意! 体を温めても頭痛が引かないときは?

入浴などで体を温めても改善が見られない、または痛みが悪化するという場合は緊張型頭痛ではなく、片頭痛の可能性が高いです。

片頭痛の場合は、アイスノンなどで頭を冷やしましょう。体を温めると痛みが増すので、入浴時間を短くする、またはシャワーで済ませるようにしましょう。

まとめ

妊娠中の頭痛は、とても辛いものですし、これから妊活を始める方も頭痛を予防して、気持ちよく出産したいと思いますよね。

つわりがひどかったり、腰や股関節に痛みを我慢したりと、妊婦さんは苦労されることがたくさんあります。

自分の体内に、もう一人の大切な命が宿ることで、お母さんは2人分の命を抱えることになります。体にさまざまな変化が現れることは当然のことです。

しかし、同時に女性にしか味わえない大切な体験でもあり、妊娠中は体の健康が何よりも大切です。

頭痛を我慢するのではなく予防することで、これから生まれる赤ちゃんやご家族との大切な時間を過ごしていきましょう。

この記事を通じて、あなたの頭痛の悩みが少しでも改善出来たら嬉しいです。あなたが無理をせず、リラックスした生活が送れるよう願っています。

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