【片頭痛対処法】上手に薬を使いながら痛みから根本解放

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片頭痛の原因を知ってスッキリ「頭痛ダイアリー」のススメ

片頭痛の場合は、痛みがひどくなると寝込んでしまい、仕事や家事に支障が出ることがあります。そのため、他の頭痛に比べ、薬を上手に使うことの大切さが言われています。

片頭痛の苦痛によって行動が制限され、「また片頭痛がおこったらどうしよう……」と不安や悩みが増してしまい、そのストレスが新たな片頭痛を誘発する悪循環になることがあるからです。

「この薬があれば安心」と思えることで、かえって精神が安定して薬がいらなくなる人もいます。依存は恐ろしいですが、医師の指導のもとで正しく使えば大丈夫です。

今回は片頭痛の対処法として処方される薬や市販薬の正しい知識を学びましょう。

片頭痛治療薬の種類

片頭痛治療薬の種類

片頭痛の治療に使われる治療薬には、主に3つの系統があります。

トリプタン製剤

メリット:

  • 解熱鎮痛薬に比べると、効果と安全性が高い
  • 注射薬や点鼻薬もあり、吐き気があっても使用できる

デメリット:

  • セロトニン症候群という副作用がおこる人が稀にいる
  • 薬価が高い

        
現在はこの系統が主流になっています。

おきてしまった痛みを抑える解熱鎮痛剤と異なり、片頭痛と関わりが深いと言われているセロトニンを調整するのが主な働きです。

痛みがひどくなる手前に飲むのが効果的な薬なので、頭痛ダイアリーによって自分の傾向をつかんでおくことが大切です。

頭痛ダイアリーの付け方については、こちらの記事を参考にしてください。

内服薬の他、即効性のある点鼻薬や注射薬もあります。

薬の種類もいくつかあるので、お医者さんと相談しながら合うものを探してみましょう。処方箋の必要な薬なので、市販はしていません。

エルゴタミン製剤

メリット:

  • 古くからの薬で効果は高い

デメリット:

  • 痛みがおこってからではあまり意味がない
  • 依存がつきやすい

トリプタミン製剤が片頭痛治療に使われるようになる以前は、主流だったお薬です。エルゴタミンは脳の血管を収縮させる働きがあるので、痛みの原因となる血管の拡がりすぎを抑えることができます。

効果は高いと言われていますが、痛みがおこってしまってからではあまり意味がないこと、依存性がつきやすいことがあって、現在はトリプタン製剤が第一選択薬となっています。

解熱鎮痛剤

メリット:

  • 市販薬があり気軽に手に入る
  • 比較的安価

デメリット:

  • 依存がつきやすい
  • 胃を荒らしやすい

市販もされているので、病院に行けなかったり薬が切れたりしているとき、どうしても痛みに耐えかねたら使用する薬です。

しかし、月に10錠を超える使用には要注意と言われています。市販薬の飲み過ぎでおこる依存性頭痛というものがあります。

同じ解熱鎮痛剤であっても、基本的には、お医者さんに処方してもらった方がいいので、市販のものはよっぽどのときだけに控え、医者処方のものであっても飲み過ぎにはくれぐれも注意しましょう。

市販の中で比較的安心に飲めるもの

ロキソニンS

現在病院・医院ではもっともよく使われている一般的な解熱鎮痛剤です。

イブ

副作用が少なく安心して服用できますが、その分鎮静効果も弱めです。

頭痛を診てくれるのは何科?

その頭痛、ホントに「片頭痛」?

頭痛を専門的に診ているのは、

  • 脳神経外科
  • 神経内科

ですが、

  • 頭痛外来

を設けている病院や医院が近くにあれば、一番確かです。

頭痛専門外来がある病院一覧

頭痛外来がある病院は、こちらから確認することができます。

また、頭痛治療に力を入れている内科のお医者さんもいます。
ホームページで確認してみましょう。

片頭痛がひどいときの対処方法

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  • 暗い静かな場所で安静に横になる
  • 頭は冷やす
  • 自分を責めない

片頭痛の場合は緊張性頭痛と違って、痛みのひどいときは安静にしていましょう。
音や光によって刺激されるので、できたら暗い静かな場所で横になりましょう。

病院から薬を処方されている場合にはそれを飲み、ゆったりと過ごしましょう。
血管が拡がると痛みが強くなるので、頭はタオルなどで冷やすと少し楽になります。

片頭痛の辛さは、経験の無い人にはなかなかわかりません。
「たかが頭痛で寝込むなんて……」と自分を責めないようにしてください。

コーヒーや緑茶を飲むと、血管が収縮されるので痛みがマシになると言う人がいます。

飲み過ぎるとかえって血管の収縮拡張がおこるとされていますが、もしも自分がそれによって痛みがやわらぐと感じるなら、ゆったりと飲むのは悪くないと思います。

普段にできる片頭痛対策

まとめ

  • 深呼吸
  • 軽いリズム運動の習慣

痛みがあるときは無理をしてはいけませんが、普段の状態のときは、少し身体を動かすウォーキングや軽いリズム運動を取り入れてみましょう。深呼吸の習慣もおすすめです。

頭痛は、痛みの中でももっともストレスの影響を受けやすいので、日頃から、ストレスに強くなる習慣を取り入れてみましょう。

まとめ

人一倍、体に気を遣っているあなたなら、「できれば薬は使いたくない」と考えることでしょう。確かに、頭痛薬の使いすぎは「薬物乱用頭痛」という別の頭痛も引き起こしてしまいます。

でも、片頭痛は本当に辛い頭痛です。

痛みがストレスになり、自律神経が乱れ、よりいっそう頭痛が悪化してしまうことも起きかねません。そのため、まずは、薬を使いながら、痛みを上手にコントロールしていきましょう。

その上で、自律神経を整えていき、片頭痛から根本的に解放されることを目指していきましょう。

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