背中のしびれが心配? 怖い病気じゃないかココでチェック!

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あなたは今、背中にこんなしびれや痛みの症状はありませんか?

  • 背中がピリピリしびれる
  • 立った状態が続くと、背中の片側がしびれるようにズキズキ痛む
  • たまに電気が走ったようにビリリとしびれる
  • 子供を抱っこして寝かせていると、背中に重い鈍痛が出てピリピリとしびれてくる
  • 肩や腰が痛いわけでもないのに、背中のあたりにだけ違和感がある

不規則な仕事の疲れもあるし、育児で一日中忙しくしているから、きっと肩こりが背中まで続いて痛いのだと、勝手に思い込んでいませんか?

肩こりの影響で背中にしびれを感じることもありますが、実は、背中のしびれや痛みは病気のサインとしても表れることがあります。

背中のしびれや痛みは、内臓と関係があると言われています。
「ただのしびれ」とスルーしてしまうのではなく、ぜひ、この機会に背中のしびれに意識を向けてみてはいかがですか?

自分では気づかない隠れた病気やストレスに、いち早く気づくことができるかもしれません。

ここでは、背中に感じるしびれや、その原因と対処方法をとりあげていきます。

ほとんどの場合は筋肉痛やコリが原因

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背中の上部がしびれて痛い時はだいたいコレ

昼間は立ちっぱなしの環境でいたり、外食が続いて野菜不足になっていたり、ストレスが原因で睡眠不足になっていたり、日常生活での疲れが筋肉に負担をかけているのです。

また、普段運動する機会がない人は姿勢を保つだけで疲れを感じることもあります。
急に運動を始めたわけでもなく、背中を痛めた記憶もないのに、背中がしびれていたりする人は、普段からの運動不足が原因と考えられます。

背中を押してみると凝り固まっていたり、重い鈍痛があったりする場合もあります。激痛の痛みではないので、見過ごしてしまう人がほとんどです。
でも、これらの症状を放っておくと、呼吸障害や歩行障害にまで進行してしまうこともあるので注意しなければなりません。

職場でデスクワークをしている人に起こりやすい

デスクワークの仕事をしている人は要注意です。
長時間、同じ体勢で座りっぱなしの環境は、実は肩や首、背中に大きな負担がかかっているのです。無意識のうちに背中が丸まってしまい、姿勢の悪さが原因で骨が歪んでしまい血行が悪くなります。

肩こりから起こる背中のしびれは、長時間のデスクワークが原因であることがほとんどです。痛みもなく普通にパソコン作業をしていたのに、作業が終わって体を動かしはじめると急に肩が痛くなるのは、長時間のデスクワークで筋肉が固まってしまったことが原因でしょう。

放置せずに解消すれば心配いらない

背中のしびれは、病気のサインであることも否定できません。
ですが、痛みの症状もそこまでひどくないのであれば、自分で対処できる方法もあります。
むやみに鎮痛剤を飲むのではなく、ちょっとした時間にできる簡単なエクササイズも効果的です。

こんな背中のしびれは要注意!

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背中以外に手や足もしびれる

手がしびれて洋服のボタンをするのが困難ではありませんか?
背中だけでなく、手足がチリチリするしびれが伴うのであれば、変形性頚椎症の可能性があります。
これは、頚椎の老化のために脊髄や血管を圧迫することが原因です。
早期治療で、症状をやわらげることができるので、早めの受診をしてください。

頭痛やめまいもある

背中のしびれに加えて、頭痛やめまいもある時は、自律神経失調症の可能性があります。
ふわふわした足取りや、回転性のめまいがあったり、頭痛もあったりします。
市販の鎮痛剤は、一時的な痛みの回避にすぎません。
基本的生活を見直していくことが大切です。

痛くはないが違和感や圧迫感がある

胸の中央に圧迫感を感じていませんか?
軽い違和感程度で胸が締めつけられる感覚があると、狭心症の疑いがあります。
ちょっとした痛みや違和感の継続が数分以内であれば心配はいらないでしょう。

ヘルニアでもしびれが起きる

ヘルニアが進行すると、背中や手足にしびれが出ることがあります。それらを放っておくと歩くのが困難になり、日常生活でも支障が出てきます。筋力が低下などの神経症状が進行してしまうと、治療も長引いてしまいます。

深刻な内臓の病気の可能性も・・・

胸に激痛が走る場合の心筋梗塞、発熱と胸の痛みが続く胸膜炎(胸水がたまる病気)、脊髄に悪性腫瘍(ガン)が転移したときも背中に激しいしびれと痛みが走ります。
背中のしびれを軽く捉えてはいけません。大きな病気のサインかもしれません。

病院に行くなら、何科を受診すれば良いの?

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整形外科が第一候補

背中は、背骨がズレているなど骨の不具合も考えられますし、神経が関係している可能性もあるので、まずは整形外科を受診してください。
もしも、ストレスの影響や、脳障害などが原因であれば、そこで紹介状を書いてもらえます。

左の背中がしびれる場合

その場合、すい臓、狭心症の病気の疑いがあります。
心臓を動かしている筋肉に栄養を送る動脈に不具合がおこり、血液が心臓にいきわたらないため、背中の左側から左下へかけて痛みやしびれが出てきます。

特にすい臓は、自覚症状がなく発見が難しいとされています。
本人も気づかないうちに進行してしまう病気です。
少しでも心あたりがあったら、すぐに病院で受診してください。
外科でも良いですが、もしわからなければ総合病院の窓口で症状を伝えれば、どの科を受診すればよいか教えてもらえます。

右の背中がしびれる場合

右の背中がしびれる場合、肝臓、十二指腸の病気の疑いがあります。
右側の胸の筋肉(大胸筋)は、肝臓の神経に繋がっているため、背中の右側から右下へかけて痛みます。
この場合も外科でも良いですが、総合病院の窓口で症状を伝えて何科を受診するのがよいか教えてもらうとよいでしょう。

あごのズレが原因の場合も・・・

背中の痛みは、顎の骨がズレや噛み合わせの悪さが原因になることもあります。顎は、全身の筋肉と連動しているため、顎の不調が背中のしびれを発症させるのです。
原因がわからないのに、背中がしびれて不快感がある時は、顎のズレがないか確認してみるとよいでしょう。

その際は、口腔外科を受診します。
口腔外科なら、口の中だけでなく骨の様子や顎の診断もしてくれるからです。

ここで注意。
口腔外科でも、顎関節症の専門医がいない場合もあります。
あらかじめ顎関節症の専門医がいる病院を調べておきましょう。
以下のサイトで、お近くの専門医が調べられます。

日本顎関節学会

背中のコリを解消するセルフケアと予防方法

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ゆったりお風呂につかる

血行を良くするために、体を温めましょう。
体を温めると、血管が拡張されて血流が促進されます。そのため、筋肉へ栄養や酸素がスムーズに行き届くようになるのです。

ゆったりとお風呂につかったり、寝る前に血行を促進するための簡単なエクササイズをしたりするのもよいでしょう。
血液がサラサラに体内を流れていくイメージを頭に描きながら行うと、効果的です。

【簡単スクワットで血行促進エクササイズ】

  1. 肩幅くらいに足を開いて立ちます。その際、左右の手は頭の後ろで組みます。
  2. ゆっくりとおじぎをするように上半身を倒していきます。このとき、息は吸いながら行います。(お尻を突き出すようにゆったりと・・・がポイントです)
  3. ゆっくりと倒していき、無理のないところで2秒間とめます。
  4. 2秒キープできたら、ゆっくりと上半身を元へ戻していきます。
    このとき、息は吐きながら行います。

冷えから体を守る

冷えから体を守るために、防寒面での予防が大切です。

冬の防寒で気をつけることは、ビッタリとフィットしすぎるインナーを着用しないことです。どんなに体を温めても血行を悪くしてしまうことがあります。
ゆったりとした服装を心がけてみてください。

また、夏も油断できません。
夏は部屋の中でのエアコンの風に注意してください。直接風にあたり続けていると、背中や関節が冷えきってしまいます。

膝かけや、薄いカーディガンなど、冷房対策をまめに行ってください。

意識して休憩を取る

1時間に1回、5分程度の小休止をとりましょう。
イスから立ち上がって背伸びをし、血の巡りを良くしましょう。
できれば、少しでも歩くことをおすすめします。
足を動かして全身へ血を循環させてから再度作業に戻ると、効率もアップしますよ。

職場での飲み物やおやつにも気をつけて!

デスクワークは首を下げる姿勢が長時間続くため、首から背中のしびれや痛みを伴いやすいです。
ですが、仕事中に運動をし、多く休憩を挟むことは難しいですよね。

そんな時は、体を温める作用のある紅茶や、ほうじ茶を飲むと良いでしょう。
お茶は発酵の具合によって、体を冷やすか温めるか違いが出ます。
紅茶やほうじ茶のように、茶葉の色が茶色のものは酸化されているので体を温める効果が高いのです。

反対に、緑茶は発酵されていないので、体を冷やす作用があります。
飲み過ぎないように注意しましょう。

まとめ

背中のしびれは背中だけの痛みだけでなく、背中や肩から全体に、また腕から背中にかけて感じることもあります。そのため、本人も気づきにくいのが大きな特徴です。

頭痛薬や鎮痛剤を飲んだ後、胃腸の弱い人は薬の強さで胃がキリキリすると同時に、背中も痛くなる人も多いです。
また、飲み過ぎてしまった次の日に、背中が重くなる人もいます。

このような事から、いかに背中が内臓や骨格と深い関係にあるかがお分かりいただけるのではないでしょうか。

体の痛みは、別の部分でサインが出されることもあります。背中のしびれも、そのひとつです。

背中の痛みは大病ではない、と軽く考えずに、しっかりと原因を追求し早めに改善していきましょう。

(すきっと編集部/繭原)

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